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2010.02.05
カテゴリ：minnieのおすすめ♪
私は何気に本の虫。
とは言っても、哲学書やら思想書の類のような １ページで瞬殺夢の世界に誘ってくれる睡眠薬のような本ではなく 娯楽小説？の類ばっかりだけど（笑） 本屋さんをふらふらして興味を引く小説とか ブックオフで１００円になってる小説を大量に購入し 読み捨てるのが基本スタイル。 そんな中で先日映画化された辻仁成の「サヨナライツカ」  の主演された中山美穂さんのインタビューをテレビで見て 興味がわいたこの本。 早速今日の帰り書店で購入して読み始めて一気に読んでしまった。 以下ネタばれ含んじゃうかも・・・。 舞台はタイのバンコク  いや。泣けた。泣いてしまった。沓子（とうこ）に同情して泣いてしまった。 沓子の不器用さに同情して泣いた。潔さは孤独にするという記述に 同感して泣いた。わかる。うん。わかるそ！沓子！ テレビで見た映画版のインタビューでインタビュアーが登場する２人の女性 沓子と光子正反対のタイプの二人 女性だったらどちらかに肩入れするのでは？みたいな事を言っていて 私は映画は見ていないからなんとも言えないんだけど 小説の方では私は光子にも同情するけど 断然沓子に同情してしまった。って言うか この主人公の好青年、豊に思いっきり腹が立ってしまった（あはは） でもこれって男の狡さをよーく表現されていると思う。 女性は沓子か光子のどちらかに肩入れっていうより 共通で豊の狡さにあるあるある～。男性にこういうトコ。って 思うのでは？そして男性は豊にわかるぞ！しょうがないよなぁ～同士よ！ と同情するのでは？（笑） そしてここまでの恋を私はしたことが無いからかもしれないけど 後半ありえねーーーーって思ってしまった。 男性の理想？幻想？じゃないか？？？（作者男性だからさ） 女の子は過去の恋愛にもっとドライだと思う。 まぁ世の全員の女子がそうだとは思わないから 沓子のような人もいるのかもしれないけどさ、 ２５年間あなただけを思っていましたなんてガラスの仮面  の月影千草か？ そんな月影千草だって千草を思う源造をずーっとそばに置いてるではないか（笑） と、まぁさておき・・・この作者・・・映画化で この沓子役に自分の奥さん起用って・・・・すげー（あははは） 私だったら自分の彼氏や旦那さんが他の人との激しいラブシーンなんて 絶対に見たくないぞ・・・。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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