旅行の為ならなんのその。

今日お昼ごはんを食べながらアエラを読んでいたんだけど

その中の記事に・・・思いっきり気分が落ち込んでしまった。

犬に優しい自治体はどこか・・・

この優しさとは一番に想像する優しさの事ではない。

殺処分されてしまう捨て犬の最後は自治体の施設で迎える・・・

その事についての記事だった。

毎年全国で殺処分されてしまうわんこはなんと８万匹・・・にものぼるらしい。

毎日約２２０匹もの尊いわんこの命が犬生をまっとう出来ず殺処分されている現実。

犬が大好きな私にはきつい話だった。

今日は昨日のワールドカップ日本初戦見た？？？なんて

話していた間に２２０匹のわんこが殺されたという事。

今コレ書いててもそんなわんこたちに本当に申し訳なくて涙が出ちゃうんだけど

それが自治体によっての格差を値にして差を明確にした記事だった。

殺処分の方法は犬を窒息死させる方法が主流なんだそう。

想像するだけでつらい。

二酸化炭素の濃度が一定の値になるまでわんこは想像を絶する苦しみにもがくという。

子犬や怪我をしている犬は呼吸が浅いので

より苦しむ時間が長いらしい・・・。

自治体によってはお金をかけて犬の苦痛が少なくなるような

措置を出来るものを導入したり、

里親を見つけられるように民間の団体と協力し合ってたり

そもそも捨てさせない為に捨てようと連れてきた飼い主に説得に時間をかけたりと

努力しているようなんだけどそれでも年間８万匹・・・。

中には愛媛県のように完全情報公開で

殺処分の様子を一般に公開して殺処分とはこういう事ですと

見学者に実際に見てもらい現実を見せ付けてみたり

中には見学した人があまりの惨さに気絶したり、

立ち上がれなくなったりもするらしい。

しかしそういう現場を見学した人たちが

１匹でも助けなきゃ・・・と捨て犬が減ったり

里親になる人が増えているらしい。

そして麻酔で殺処分する際にその犬を連れてきた人に

その犬を抱かせて注射を施し事の重さをわからせたりするらしい。

そういう処置を実行するのは獣医さん。

獣医さんってやはり動物が好きでなる方も多いと思う。

そんな人たちが動物を助けるぞ！と勉強して獣医になって

実際に施しているのが殺処分・・・精神的苦痛で参ってしまう人も

少なくないらしい。

私も今までの人生で３匹のわんこと人生を共に歩んでいる。

ノエルを幸せに過ごさせるのは当たり前で当然のことで

マーチを天国に見送った事は本当に本当につらかったけど

飼い主としての犬を飼うにあたっての最低限の

当たり前で当然のマーチにしてあげられる事をしたに過ぎない。

しかし世の中にはその当然の事さえまっとうしてもらえない子が

こんなにいるのかと思うと人間として本当に犬に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

また次に新たな家族が増える時は里親になると決めている。

もう一度犬を飼っている立場からコレだけは言いたい。

わんこたちは本当にいっぱいの幸せを飼い主に運んでくれる。

しかしお世話、その子の性格、しつけ、そして飼うための金銭などの努力

これはなかなか表には出てこない。。。

その努力を毎日続けて初めてわんことの幸せな楽しい毎日があると言うこと。

楽しい事だけでは無いという事。

これを理解したうえでペットショップで一目惚れをして欲しいな。

飼ったけどやっぱ無理～。

思ったよりなつかないや・・・もういらない。

思ったのと違う～かわいくないなぁ・・・もういらない。

面倒になっちゃったもういらない。

は絶対に絶対に絶対に絶対に出来無いという事。

もういらないは絶対に出来ないという事。

犬を飼おうとしている人や飼っている人は９９.９９９パーセントは

きちんとそれを理解して飼っている。

でも残りの０．００１パーセントの人にこの現実を知って欲しいって心底思う。