自立と共同創造、続き。～美徳の目で見る天皇陛下と中居正広さんの一問一答～

2020/02/25

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エッセイストでレイキカウンセラー🄬の矢尾こと葉です。
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●自立と共同創造、続き。～美徳の目で見る天皇陛下と中居正広さんの一問一答～

こと葉です。＾＾

つい数日前、

元ＳＭＡＰのリーダー中居正広さんがジャニーズ事務所からの独立を発表し、

退所インタビューの会見を約90分行いました。

私はテレビを見る習慣がないので、

その一問一答を取り上げたネットの記事を読んで、抱いた感想があります。

これに似たもの、最近読んだな～。

あ！　そうそう！

令和の天皇陛下の60歳の日のインタビュー記事だ！って。

こちらも記者との一問一答を読ませてもらっていたのです。

ほぼ近い時期に、

日本で知名度があって、

社会的な影響力のある男性のリーダーによる、

インタビューを続けて読む意味とは…？！

おふたりの一問一答。

何が似てるんだろうと思ったとき、浮かんだのはいくつもの美徳。

大きくは「責任」と「自己主張」。

そして、共通のテーマとして流れる「自立と共同創造」を感じました。

中居正広さんも、そして天皇陛下も、

ご自分の感情や考えを「正直」に話している印象があります。

もちろん、あえて話さないことはあるでしょう。

すべてを丸裸になって話すことだけが正直な態度とは思いません。

どうしたいのか、どうありたいのか。

理想や正解を求めながら、

手探りで、模索して、努力している道のりにあることが伝わってきました。

そして、他者への非難や否定の言葉がない。

インタビュアーから他の人がどうしているか、どう考えるかなどを聞いて、

ただ「そうなんだね」とか「そうなんですね」と受け止める。

そして、自分はこういう姿勢です、こういうあり方です、こういう考えですと伝える。

それを伝えるのは、「自己主張」の美徳が働いている。

だけど、逆接の接続詞ではないんです。

「しかし」とか「でも」を使って、

自分と異なる考えや態度の人について否定することはなくて、

順接の接続詞で、つながっていく。

そこに見えるのは、「寛容」や「ゆるし」の美徳でした。

また、中居正広さんには、

「ＳＭＡＰの他のメンバーさんはこうですが、中居さんは？」

というような質問が何度も投げかけられていましたが、

一貫して自分のことだけを話していて、

ほかの人のことは、よくやっていると感じる部分だけを評価して、

口にしていたのが印象的でした。

自分がどうするか、どうありたいかだけを話すところには、

「自己責任」の意識を感じます。

自分が責任をとれるのは、自分のあり方と行動だけであると知っている。

健全な境界線があって、他者の領域を侵すことはない。

自分のできることに集中をする。

それは、今を生きているってこと。

インタビューに答える中で、

「感謝」の言葉が何度も出てきたのも、同じだなと感じました。

ありがとうと言っておけば、心証がいいだろうから言っておこう。

仮にそういう気持ちが働いたとしても、

心からの感謝の思いがないと、出てこない言葉があるだろうと経験上思います。

天皇陛下のインタビューの中で、

国民への感謝、先代の天皇皇后両陛下、皇后雅子様への感謝などが

何度出てきたことでしょう。

その感謝の言葉を読むたびに、自分の感謝の美徳に火がくべられる思いがしました。

そして、自立と共同創造。

夫のホトケさんのガイドさんであるアーサーさんから、

ちょうど同時期にこのテーマについて教えられていたので、きっとつながっているのでしょう。

ＳＭＡＰが、グループの人数はたった５人だけれど、

ライブをすれば何十万人もの人が集まっていたという事実。

リーダーの中居さんが「半端なかった」と表現する大きな力、影響力。

それは、

アーサーさんの言うところの、掛け算が機能した共同創造だからでしょう。

メンバーの一人ひとりが、自立していて、一人前で、

つまり１以上の存在だから、

掛け算の共同創造がパワフルなものになる。

そういう一例だと思います。

ＳＭＡＰは、同じ志をもってグループで活動するということの例を見せてくれた。

令和の天皇陛下が、繰り返し語られるのは、皇后雅子さまとのパートナーシップ。

適応障害を患い、その途上にある奥様を気遣い、応援し、

支えるという態度を一貫してとられています。

皇后雅子様は、結婚後に適応障害になられてから、

懸命にご自分の「１」を取り戻し、「１」以上であろうと、

努力なさっていたのではないかと推察します。

令和の御代になってから、

その笑顔に一層の輝きが感じられるのは、きっと私だけではないはず。

一方で、妻に対する天皇陛下の姿勢や態度は、一貫していて、

ある意味で変わらないようにも思えます。

夫婦という一対の共同創造の姿を、見せてくださるご夫妻です。

そして、

天皇陛下や天皇家と、日本国民も、共同創造の関係にあると私は考えています。

一人ひとりが自立した生き方を目指すことで、

私たちは日本という国として、世界や地球に対する社会貢献ができるのでしょう。

こうして人前で話してくれる人をお手本として、

自立に励まないとな、と思った次第です。

愛と感謝を込めて。

矢尾こと葉

※美徳を養うための教育とコミュニケーションのプログラム、

ヴァーチューズ・プロジェクト。

東京と大阪で、新たに開催日が決定しました！

2020年3月21日（土）22日（日）東京
2020年4月27日（月）28日（火）大阪

詳細：http://www.hatsuga-reiki.jp/category/1284561.html