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カテゴリ:感じたこと・思ったこと
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エッセイストでレイキカウンセラー🄬の矢尾こと葉です。 東京国立と大阪福島を拠点に、たましいの発芽を応援中!! 夫のひろあきさんとつくっているHatsuga Retreat Studioは、 東京は庭付き一軒家スタイル。大阪はマンションスタイルです。 レイキ(外気功)教室を中心とした愛と癒しの自己成長スクールで、 どちらもナチュラルライフショップを併設しています。 宇宙エネルギーを使い、自己を癒すと、すべての思いは叶います。 ぜひぜひ遊び&癒し&学び&休み&体験にお越しください♪♪♪ 最新文庫『ワクワクしながら「天職」にであう!』発売中です! ■発芽*レイキアカデミーHP(東京国立・大阪福島 予約制) ■スクールの予定&予約カレンダー (お申込みフォームへもリンクします) ■矢尾こと葉 ブログ(最新情報はすべてこちらでお知らせ中) ☆============================☆ ●3分でザックリわかるアドラー心理学!byこと葉 こと葉です。 今日は明るく晴れてステキな木曜日。 光の中で、ふたりで囲むブランチ。 おしゃべりの拍子に、昨日読んだアドラー心理学の本の内容を、夫のホトケさんにシェアしました。 題して、3分でザックリわかるアドラー心理学!byこと葉 興味のある人はどうぞ~!!!! 『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』 (岸見一郎・古賀史健共著/ダイヤモンド社刊) こと葉「アドラーは、人間が目指すのは二つのことだと言っているのね。 それは、自立することと、まわりと調和して生きること。」 ホトケ「すごく今っぽいね」 こと葉「今っぽいと感じるのもそうだろうけど、まぁきっと普遍的なんだろうね」 ホトケ「うん」 こと葉「アドラーが亡くなったのは、半世紀くらい前なんだって。でも、この本の著者さん(岸見一郎氏)は、アドラーの思想は革新的で、時代がまだ完全にアドラーに追い付いていないと言っている」 ホトケ「うん」 こと葉「それで、このまわりと調和して生きるっていうところに、アドラーの特徴があって、『共同体意識』という言葉があるのね」 ホトケ「共同体意識」 こと葉「これは、アドラーが発表した当時も、よくわからなかったりついていけなかったりする人が出た概念らしいんだけど、共同体というのは、わかりやすい身近なところでは、家と学校とか会社とかあるよね。だけど、アドラーのいう共同体は、地球全体とか生物でないものとかも含まれている。自分のまわりの無限のすべてが、共同体、つまり自分の居場所だっていうわけ」 ホトケ「居場所ね」 こと葉「うん。人は、ここにいていいという居場所を求めているとアドラーは言っている」 ホトケ「そうだね」 こと葉「ここにいていいと思えるには、その居場所に所属している感が必要なんだけど、それはどうやって得られるかというと、自分がまわりに与えている感覚。これを、アドラーは『貢献感』と呼んでいる」 ホトケ「貢献感」 こと葉「自分がいて、まわりに与えているものがあるという感覚ね。これは主観的なものでいいんだって。まわりがどう評価するかじゃなくて。自分はいるだけでお母さんを喜ばせている、とかね。自分が100円でお茶を買ったことで世の中の誰かの役に立ってる、とか。でも、行動のレベルでなく、存在のレベルで、与えているものを見ていくのが大事で、そうすると誰でもまわりに与えているものがあるわけ」 ホトケ「うん」 こと葉「まわりに与えている感があると、ここにいていいという感じになる」 ホトケ「そうだね」 こと葉「まわりはすべて仲間だととらえるのだと、アドラーは言っている。敵じゃなくてね。敵だと思うと安心できないし、ありのままの自分を出すことができない。仲間だと思うと、安心して自分でいられるわけ」 ホトケ「うん」 こと葉「まわりを仲間だと思うには、自己受容が必要なのね。人間にとって一番不幸なのは、自分が嫌いであることだとアドラーは言っている」 ホトケ「うん」 こと葉「アドラーは、3つのことを言っていて、それは『自己受容』『他者信頼』『他者貢献』というものなのね。『自己受容』は、自分を受け入れることで、自己肯定とは違う扱いなの。『他者信頼』は、これをこうしてくれるから信頼するみたいな条件付きでもなく、見返りを求めることもなく、他者を100%信頼すること。『他者貢献』とは、さっき話した、他者に与えること。この『他者貢献』を、アドラーは、『導きの星』とも呼んでいて、いかなるときも人に与えることさえ忘れずにいれば、間違ったことにはならないと。幸せに生きていけるというのね」 ホトケ「うん」 こと葉「幸せというのは、貢献感であるとアドラーは定義しているの」 ホトケ「アドラー心理学は、哲学なんだね」 こと葉「うん。幸せとは何かというのは、ギリシャ哲学もそうで、哲学がずっと取り組んできたテーマなんだって」 ホトケ「アドラー心理学には、幸せになるためにどう生きるかという指南があるわけね」 こと葉「そう。悩みのすべては人間関係の悩みなんだってアドラーは言っていて、人間関係から逃れることは、宇宙に一人きりでいる以外にできない。つまり逃れられないって。だから人間関係をどうするのがいいかっていうのがあるんだけど、アドラーの提案は、他の人の課題という領域について踏み込まず、自分も踏み込ませないことだと」 ホトケ「『ザ・ワーク』(バイロン・ケイティ著)の他者の領域と同じ話だね」 こと葉「そう。他の人の課題かどうかは、結果を引き受けるのが誰かを見ればわかると。たとえば子どもが宿題をしないことの結果は、子どもが引き受けることだから、宿題をするかどうかは子どもの課題であり、親が口を出すことではないというのね」 ホトケ「学んだコーチングでもそういうスタンスだったね。子供は知識がないから、宿題をやらないと、あるいはやるとこういう未来の可能性があるよと教えることは親の責任だけどね」 こと葉「そうね。人が行動するには、勇気が必要だとアドラーは言っている。行動できないのも、変われないのも、能力の問題ではなくて、勇気が足りないのだと。幸せになる勇気、変わる勇気ね」 ホトケ「そうだね」 こと葉「それで、勇気を出すにはどうするかというと、それは、貢献感だけが本人に勇気を出させるのだと、アドラーは言っているの。まわりに自分が与えている、役に立っている、貢献しているという感覚を得たときだけ、人は勇気が出るんだって」 ホトケ「なるほど」 こと葉「だから、親が子どもにかける適切な言葉は、『ありがとう』とか『うれしい』とか『助かったよ』とかで、子どもに貢献している感を与える言葉がいいと。ほめるやしかるというのはなしで、アドラーは賞罰教育を明確に否定しているのね」 ホトケ「うん」 こと葉「ほめられるからやるとか、ほめられないからやらないとか、叱られないから悪いこともしていいとか、そういう認識になってしまうからって」 ホトケ「確かになりそう」 こと葉「ほめるもしかるも、上から目線だって。上下関係というのは、縦の人間関係なんだけど、アドラーはすべての人と横につながり、対等な、仲間になるのだと言っているわけ。じゃあ、子どもとかまわりの人とどんなコミュニケーションができるのかというと、アドラーはそれを『勇気づけ』と言っている。相手が勇気を出せるようにする。つまりは、貢献感を持てるようにってことだね」 ホトケ「うん」 こと葉「そして、自己受容が完璧にできているなら、まわりからの承認は必要としないって。承認されるために生きる必要もないと」 ホトケ「まぁ、そうだよね」 こと葉「人生に意味はあるのかという問いに、アドラーはこう答えているの。人生に一般的な意味はないと。あるのは、自分が与える意味付けだと。」 ホトケ「そうだろうね」 こと葉「フロイト的な原因論を採用すると、時間というもののとらえ方が線上になって、過去と現在と未来がつながっているように思えるんだけれど、アドラーの時のとらえ方は、点なのね。今ここが、点として存在していて、それで完結している」 ホトケ「うん」 こと葉「だから、人生を山登りに例えると、頂上に行ったときに人生は成功で、途中はすべてプロセスだというのがフロイト的な原因論からくるとらえ方なんだけど、アドラー的な目的論で見ると、今ここの瞬間瞬間を真剣に生きることで、登山そのものが目的になるわけ。アドラーは、今とダンスをするという表現を使っている」 ホトケ「アドラー的な目的論っていうのは?」 こと葉「人はこうしたいっていう目的があって、今の選択を決めているってことかな」 ホトケ「時は連続性があるって思っている人にとっては、それも現実だと思うから、フロイト的な原因論とアドラー的な目的論を、セラピーの現場でも両方使っているよね」 こと葉「そうね。アドラーは過去を否定しているのではないのね。アドラーは、トラウマについて明確に否定していて、過去にこういうことがあったから、今がこうだというのを認めないのね。今は今の選択によってできていると。未来も、今の選択次第でいかようにも変わりうると。だから、今ここに強烈なスポットライトを当てて、うすらぼんやりとでも過去も未来も見えないようにして、ひたすら今を真剣に生きなさいと。未来の計画なんてできるわけもないって。」 ホトケ「今ここね!」 こと葉「結構うまく説明できたと思うよ! アドラー心理学のこと!」 ホトケ「すごく上手だったよ! こと葉さんの話がきっかけになって、頭に知識が塊ですっとダウンロードされてきた! 本質を理解できたと思うよ!」 こと葉「よかった! うれしい!」 ホトケ「でも、抜けてくけどね!」 こと葉「抜けてくの~~~?!」 ホトケ「ダウンロードの分はね。大事なところは残るからいいんだよ♪」 こと葉「そっか~~~」 というわけで、ホトケさんは抜けていくそうなのですが、 なかなかうまく説明できたと思うので、ここでシェアしますね! 本を読む時間を今取れない人の役に立つといいなと願って! これがアドラーのいう『貢献感』ですね! 愛と感謝を込めて。 矢尾こと葉 <2020年3月 発芽*レイキアカデミー予定> 3月12日(木)東京:レイキヒーリングスキルアップ講座(テーマ=人生を思いのままに 引き寄せと願望実現) 3月14・15日(土日)岐阜・京都:「釈老師・矢尾こと葉と行く☆レイキのルーツを巡る祈りと覚醒の旅」http://www.hatsuga-reiki.jp/article/16229466.html 3月16日(月)大阪:レイキティーチャー研修(レイキティーチャーコース内) 3月18日(水)大阪:レイキヒーリングスキルアップ講座(テーマ=あなたの味方 ガイドとの交信) 3月21日(土)22日(日)東京:内なる美徳を呼び起こすワークショップ(ヴァーチューズ・プロジェクト基礎講座) 3月26日(木)東京:発芽したい人のレイキセミナー 3月28日(土)東京:レイキヒーリングスキルアップ講座(テーマ=ミラクル多発の遠隔ヒーリング) 3月29日(日)東京:発芽したい人のレイキセミナー <2020年4月~ 発芽*レイキアカデミー予定> 4月11・12日(土日)奈良:「アシュタール×天河神社 覚醒の護摩焚き神事と神秘の洞川温泉ツアー」 http://www.hatsuga-reiki.jp/article/16224421.html 4月25日(土)奈良:「矢尾こと葉さんと行く奈良大神神社日帰りバスツアー ~神さまからの手紙~」 4月27日(月)28日(火)大阪:内なる美徳を呼び起こすワークショップ(ヴァーチューズ・プロジェクト基礎講座) 5月7日(木)8日(金)東京:レディ・アシュタール東京国立特別個人セッション https://plaza.rakuten.co.jp/writer/diary/202001170000/ ★お問い合わせやお申込み、ご連絡は、 発芽*レイキアカデミーのホームページからどうぞよろしくお願いいたします♪ ★日程や開催時間等の確認は、 各集まりへのリンクが貼られている セミナー・イベントカレンダーからお願いします♪ ■発芽したい人のレイキセミナー(1日でレイキヒーラーに!) レイキヒーラーになるための「発芽したい人のレイキセミナー」は、現在、東京、大阪で矢尾こと葉担当で開催。 リクエストにより大阪では塩田美子&奥田みさよ講師ペアが担当することも可能です。 日程リクエストによる開催も受付中ですので、本気でレイキヒーラーになりたい方はどうぞご相談くださいませ! 感じるレイキ練習会&体験会(レイキに自信&実感アップ!) ヒーラーになったばかりの方、自己ヒーリングができていなくてもまったく問題ありませんので、ぜひ復習やモチベーションアップのためにいらしてくださいね。 体験希望の方も大歓迎です。レイキに関心があって、身に付けたいなという気持ちのある方に来ていただけるとうれしいです。なおこの集まりは女性限定です。 レイキティーチャー研修(リクエスト受付) 発アカの認定レイキヒーラーさん対象。レイキティーチャーコースの受講条件を満たしていない方も、希望の場合はぜひご相談くださいね。 レイキヒーリングスキルアップ講座(リクエスト受付) 発アカの認定レイキヒーラーさん対象。テーマ別にレイキを楽しく使って目的を達成できます。インナーチャイルド、ご先祖ヒーリング、ガイドとの対話、願望実現などメニュー豊富です。 ☆============================☆ 2018年刊行の文庫本です! ぜひお手に取ってくださいませ!! 『ワクワクしながら「天職」にであう!』(矢尾こと葉著/サンマーク文庫)。 ※この本は、2010年8月に単行本として刊行した『天職は身をたすける!』の 新装文庫版となります!! ☆============================☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/03/05 09:09:27 PM
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