最近 というか、 この数ヶ月我が家では生姜がブームです。
いつも100円くらいの生姜、半額未満だとつい買ってしまい・・・
常に料理の何かに生姜を入れてしまう。
私の場合、皮をむき
すりおろして、炒め物や、煮物、みそ汁にいれています。
そんな生姜なんですけど、
実は皮をむかないで使用される方もけっこういるらしい。
でも、私は皮をむく。
というか 正確には向くというより 皮を分厚く切り落としている感じ・・。
生姜って でこぼこして むきにくいですからね。
けっこうもったいない使い方なんですけど、
その生姜の皮部分を何かに使えないかと ずっと思っていて、プラケースにとっていました。
そうか! 生姜風呂あるじゃん!! って気づいた。
皮は、窓際にためていたので、 半生というか、乾燥はしきっていない。
生姜風呂はすりおろして 網目の袋に入れるのがいいらしい。
この状態じゃすりおろせないから、
明日から、みじん切り程度にして 入れてみようと思います。
ところで、そんな生姜ですが、 一般的イメージだと
体が温まる
風邪をひかない なんて イメージが一般的ですよね。
だから 我が家の場合 何でもかんでもすりおろして入れていたのですが、
実は それは違うようでして・・・。
生姜の成分 というのが大きい分類でありまして
ポケモンの進化のようですが・・・
→新鮮な生姜
★ジンゲロール(有機化合物)
唐辛子に似たような化学式で、辛さ成分。
→調理すると
★ジンゲロンに進化(これも有機化合物)
これは香り成分。辛味は無い。
→乾燥(脱水)させると
★ショウガオールに進化(有機化合物)※進化というより変身~
こちらも辛さ成分。ジンゲロールより強い。唐辛子未満。
それぞれに役割がありまして、
ジンゲロールは吐き気、頭痛、殺菌 解熱効果→温まる効果は無い
ジンゲロンは大腸菌下痢に効果有り(発展途上国)
ショウガオールはジンゲロール成分はほとんどなくなり、血管を拡張し血行を良くする効能→血行が良くなり体が温まる
※ジンゲロールはピリ辛効果で、体温を下げ指先の体温は上がる。
まとめると、重要なのはジンゲロールと、ショウガオール。
同じショウガだが、二つは違うものだと思って扱ったほうがいい。
なぜなら 生ショウガは体を冷やすのに、乾燥ショウガは温める役割なので。
じゃあ、私の調理方法はどちらなんだろう・・・。
★みそ汁に入れたしょうがは、ジンゲロールなのかショウガオールなのか・・・
★天ぷらに入れるショウガは明らかにジンゲロールだが、天つゆは温かい。
すると、天つゆに温められてショウガオールに変化するのか???
簡単な結論だと、この調理法は ショウガオールでは無いような気がします。
みそ汁は 最後にすりおろして入れているし・・・。
実際は途中いれちゃうけど・・・。
なので、体温めとしての 生姜使いは間違っていたのではと思います。
しかし、これは本当に温まる! と思うのが
しょうが焼きと、焼きそば、野菜炒めにいれる生姜。
みそ汁同様すりおろしの生姜ですが、焦がすように入れてます。
これは本当にショウガオールのような気がしませんか?
なので、間違った摂取方法で毎日生姜とっていても
意味無い上逆効果・・・ と、おもいました。
それと、生姜については気になる点がもう一つあります。
それは、生姜の過剰摂取について。
生姜は漢方に使われている=つまり 薬としての効能があるんです。
副作用とか考えられるのでは?と思うのです。
カボチャをバカ食い=胃酸過多・胸焼け のように、
意外と身近な果物、野菜には副作用がある。
生姜は胃に刺激ありますからね。
そこで乾姜 の副作用を調べると・・・
これが、妊婦は避ける(理由不明)・体を温めるので発熱時は使用しない
と、記述がある程度で 副作用のようなものが報告されていません。
これは、今生姜ブームであるから実は表面化されないのか、
たいした副作用ではないので報告するほどではないのか、本当になにももんだいないのかはわかりませんが。
ですが、今回、知ったように
生の生姜と 熱を通して・乾燥されている生姜は異なるものとして
使用しないと、逆効果で意味が無いこと よくわかりました。
なので。。。
以前よく使用していた 生姜パウダーを復活させようと思います。
これは体を温めるためが 目的です。