PTA役員 PTA本部が決まらない。PTAの必要性。
毎年この時期が来ると、次年度の幼稚園、学校等の役員などを考える時期になる。
その中でも、謎なのが「PTA本部」と必要性なのである。
本来、本部の人間をきめる場合 「選考委員」が適任者を探しきめる。
しかし、適任者がいても、声がかかることが 無い場合がある。
なぜなら、「PTA本部が好きな人」 と言う人がいて、
知り合い同士で、仲良く？？つながりを作って やっていくから。（分裂もある）
割と小さいつながりで、なりたい人通しがつながっていたので、
新規の部外者が入る余地はない。
それが、かなり前までのＰＴＡ。
この PTA本部が好きな人 というのがなんぞや というと、
名誉 だったり、
自慢 だったり、
仲がいい人通しで気楽にやれる など、色々あるが、
延長すれば
本部通しで飲みたい（地区の役員なんかは費用が徴収した会費なんて事もある）
学校の先生と親しくしたい
学校の裏情報を常に握っていたい
などなど
ちょっと 触れたくない と、私は感じてしまうのですが、
この数年で世代が変わったのです。
今の小学校親は、就職氷河期をもろに受けた世代～ちょい上
そこが境であり、
「PTA本部が好きな人」 系がパッタリいなくなる。
「PTAには関わりたくない人」 世代が まさに今。
本部が好きな世代より、
さらに前はどういう感じかというと、
いわゆる 地主さん とか、議員関係とか、
権力ありそうな 公務員 とか、
誰もが知っているあのお父さん という感じだった。
しかしながら、
子供のためにやっている というのが前提。
クラスの役員決めですら人が出ない今、
私個人的には「PTA本部は不要」と思う。
実際に本部がどのようなことを行っているかというと
接待と、つながりが主な仕事なのである。
あとは、毎月交付される書類を発行。
お茶出しだの、学校を超えた地区での行事の参加。
これらは学校をたてて行っている事で、
別に本部がやらなくてもかまわない。
（そもそも、行事を暇な方々が作りすぎなので、
それに学校が無理矢理かり出される。）
PTA本部そのものは、無くても学校は困らない。
しかし、そうなると、全て学校の言うなりになることも事実。
学校は、地区の事情も児童の事情も知らない訳なので。
個人的には本部ではなく、本部の内容を
学級代表がやればいいのでは？って思うんですよね。
学級代表は、（何かあったときに）クラスをまとめるのに１人は必要＝結局ＰＴＡは必要
しかし、たいてい２人は存在する。
学級の頂点にたつのが委員長さんで
たいていくじ引きで決める。
１学年、２クラスだとしても24人も人がいるのだから、
その中から今まで本部が行っていた、
会計とか、設置すれば済むことだと思うのです。
実は 委員長でも無い限り、学級代表って 案外暇。（学校によると思うけど）
数人の本部で行ったことを、24人で行うことはたやすいと思う。
（大変なのは意見の合わない人と、もめること）
本部一つ無くなるだけで、予算がだいぶ浮くと思います。
本部しても、委員会にしても
誰から表彰されるわけでもないし、
ありがたがられることもないし、
同じクラスの親でさえ本部を引き受けたことすら知られていなく・・・
全く参加しない人も堂々と参加した事になっていて、
どうして こう 世の中変わってしまったのかと・・・
頭の中ループしてます。
