カテゴリ:--どおでもいい話
先日、ニュースのトピックスで、 酒鬼薔薇聖斗が手記を発行し、被害者の方が発行を差し止めを求める という、見出しのニュースを読んだ。 まさか・・・と思ったが、 その本人が出したと言う 書籍を調べてみた。 絶歌 ぜっか と言うタイトル 酒鬼薔薇聖斗を名乗った少年Aが18年の時を経て、自分の過去と対峙し、 切り結び著した、生命の手記 出だしが、 1997年6月28日。 らしい。 これ、本人だ! と確信した。 そして、97年から何も変わっていない 少年像。(というか、幼稚のままの大人) タイトルの 絶歌 これは辞書には出てこない。 そう、当時を鮮明に覚えている人は、わかると思う。 酒鬼薔薇聖斗 と言う言葉に悩んだはず。 当て字なのか、なにか深い意味があるのか・・・ この 絶歌 も 同じではないか? これはきっと本人だけの深い意味があると思う。
そして、 僕は僕でなくなった・・・ これは さぁゲームの始まりです。 この表現と何の変わりもない。 正直 本を読む前から、この本の内容がわかったような感じである。 私はこの本を買うことは当然無く、 しかしながら、内容は知っておきたくもある。
今のネットの世の中は 実に便利で、 本の内容を細かく載せているサイトをいくつか見つけ、内容をなんとなくでも知ることが出来た。 大まかに言うと、 事件を起こしてしまった。 今はこんな生活をしている。 →自己救済
どの感想を読んでも、 書籍のいいまわし を読んでも、 薄い中身で、自分自分の書籍のようである。 しかし、 少年Aが勝手に 手記を書くぶんには構わないが、 これを世の中に出回せて良いのかと思う。 ・遺族に対する配慮がない 正直遺族は、少年Aに更正を求めても無理だと思っているであろう。 ・この少年は ちょっと カルトっぽいところがある。 尊敬に値する と、若い子に悪影響は必ずある。 また、他に犯罪がおきかねない。
この書籍の評価の世論は厳しいようで、 現在は、中古で若干あるようですが、定価通りではなく、つまり転売目的の書籍。 本屋には立ち寄らないのでわかりませんが、 万一 ランキングにでも入れば、書籍全体のイメージの悪さにつながります。 購入する人は 転売で売る目的、もの好き、カルト意識 の方々でしょう。 すでに、中身は公開されたようなものなので、 書籍の内容を知ってしまえば、誰も手に取って読もうとは思えない本です。 アマゾンは昨日まで購入可能でしたが、本日は購入できません。
書籍は絶対に本屋に置かないといけないわけではありません。 昔、静かなるドン を 読んでいた頃、 この書籍が店頭のどこにも売っていないことに疑問を持ちました。(中古除く) できなくは無いはずなのに 取り寄せも出来ない との事。 店員さんも理由は言えないが 出来ない。 あぁ・・・・ やくざだからか・・・・ 静かなるドンは実際の所 やくざっぽい感じはないのですが、 店頭では やくざ漫画 扱いのようで、おけない っぽい ←推測 なのです。 今回の、絶歌も ある意味 これに近いものがあります。 様々な理由から 置くことを拒否して構わない。 それは、意味のあることだと思います。 少年Aは、自分は許されている人間 だと 書籍から感じられる。 罪はいずれ許されるものだとは思いますが、 許される前に、反省がまるで感じられない。 さぁゲームの始まりです。 そして、僕は僕でなくなった・・・ また、同じ事を繰り返しているではないですか。 被害者への罪の意識がない。 目立ちたくてしょうがない。
もしも、少年Aが小説でも書いて、少年Aを明かすことなく出版された本であれば、 それは構わないと思う。 しかし、この書籍は、他人を巻き込む犯罪で、その内容の出版なので、(事件を利用) 本来世に出してはいい手記とは言えない。(更正施設の監視があれば・・・)
少年Aのかんちがいを、本気で直すのであれば、 書籍を買わないこと。これにつきます。 初版10万でしょうか。 10万冊が返品されればいいのです。 この書籍に関しては、開封済みであれ、書店も返品に応じても良いと思います。 遺族の方々を たびたび逆なでさせず、そっとしてあげてほしいです。
そして、今回私が記事にしたのは、 この書籍を出した と言う事実を一人でも多くの人に知ってもらい、 誰も買わないんだ! と言う、現実を突きつけてほしい。 今回は ウチのブログもリンクを貼りません。 10万が返品されれば、ダメージは出版社にあるのかもしれないが、 出版社も同様。本を扱うにしては 浅はかだと思いました。
文面・行動を読む限り、更正は本当に難しいとかんじました。
追記 太田出版とは Wikiより ・・・現在はサブカルチャー系の書籍を中心に出版している。 『完全自殺マニュアル』『バトル・ロワイアル』など、社会的問題作となった書籍も多い。 とのこと。 太田出版に、絶歌とバトルロワイヤルの違いを問いたい。ますます回収に意義が有りと感じます。
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Last updated
2015.06.12 23:19:32
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