怪談・第3話 ヒタヒタの音
これはごく最近のお話。
おととしくらいの話でしょうか??
我が家は、チビとパパと私は同じ部屋に寝ている。
フローリングに そのまま布団を敷いて寝ている。
男二人が ガーガー寝ていると、
暑い・臭い で、 まったく不愉快なのであるが、
その日 私は 同じ部屋の布団の上では無く
寝心地の良い 風も通るフローリングのうえで寝ていた。(ようするに床)
すると 何か気配がする。
部屋に ビニール袋がいくつか置いてあるが、
何かが通過して
もしや G(ゴキブリ)??
と 思い、一瞬で 目が冷めたが、何か違う。
Gは もっと ゴソゴソかんがある。
ゴソゴソではなく ペタンペタンと、何かが 這うかんじ。
部屋は 豆電球 がついているが、ふと目に入った。
巨大な 何かが。
巨大な 何かは、寄りにも寄って 電気のスイッチ&ドアの真上に止まっている。
これが 巨大なGだとしたら、 私がドアを通過する瞬間に落ちてくるに決まっている。
しばらく ガン見しながら硬直してしまったが、
私はとても 眠かった。
とりあえず、電気をつけてみる。
(よく考えたら、電気はヒモで引っ張れば全部つくので)
すると 巨大なものは なんと ヤモリ だったのである。
我が家では 部屋に出た虫をつかまえるために、
部屋ごとに スプレーと 虫取り網があるのだが、
ヤモリに ゴキジェットWを かける気にはなれない。
家守=ヤモリだしね。
しかし、虫取り網に すんなり入るわけも無く、
一人で へやで 突っ張り棒と虫取り網で
どうにか格闘した末、どうにか網に入ってくれた。
パパとチビは、そんな状態でも、熟睡。
ヤモリは ベランダに 虫取り網ごと 投げて
私は 睡眠の続きを 取り返したのである。
しかし。・・・・・
その2日後くらいに、 パパの布団を持ち上げたら
(それまで敷きっぱなしだった)
なんと・・・・
干からびた ヤモリを発見!!!
この 干からび方から言うと 一体 いつから ヤモリがいたのであろうか・・・・
隙間に挟まっていたのであろうか???
干からびていたヤモリは 土に埋めてあげたが、
夜中のヤモリは
霊だったのか。。。
それとも、干からびたヤモリに会いに来たのか・・・・。
ヤモリ 今でも時々家の中に出現します。
お願いだから入ってこないで・・・・
以上
怪談 3話でした。
怪談と言うよりも 虫の話ですが。
私にとっては かなりの怪談ですよ。
怪談・第1話 逃げ続けていたモノ★目の前に!!
怪談・第2話 無防備な空間に潜むモノ★トイレちゃんとチェックしていますか?
怪談・第3話 ヒタヒタの音★その音の正体は?何をしに???