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日本に帰ってきてから、頻繁に聞くこの言葉。始めからとても違和感がありました。
今でも職場やそのほかの40~60歳代の人たちから1週間に1度は言われます。あまりにも言われるので、私に喧嘩うってるのかしらんと思うほど。(私も一応「最近の若い人」らしいので) 今日も、昨日も、その2日前にも言われました。 最近言われるたびに苛立ちを覚えます。今の若い人を育てたのは、あなたたちですよ。今の若い人たちを取り巻く社会環境を作ったのはあなたたちですよ、と言いたい。 自分はいかにも悪くない、悪いのは全部今の若者、というのはどうでしょうか?そういっている人たちは気づいていないのでしょうか。 「今の若い人たちって…」という人の中には立派なかた、すばらしい生き方をしている人もたくさんいます。だからこそ、どうしてそういう発言を私に向かって無神経にいうのか、理解しかねます。 「今の若い人は働かない。」って、団塊の世代の何百万人もの人たちが退職しない限り職は増えません。今の若い人はバブル世代、団塊世代の分、職がなくても我慢しているんだから! 「今の若い人は言葉使いがおかしい」って、おじさんやおばさんにも(特に40~50代の人)びっくりするような言葉使いをする人はたくさんいます。それを見聞きして育ったのが今の若者。言葉使いがおかしいのは育ったきた過程で正しい言葉をつかう人が周りに少なかったからでは? 「今の若い人は結婚しないで自分のしたいことばかりしている」っていう人に限って「結婚って大変だよ~」「子育てはそんな簡単なことじゃないんだよ~」「夫婦なんて…」という人ばかり。そんなこと言ってたら誰も結婚に希望を抱かなくなるよ。結婚がどんなにすばらしいか、子供を育てるのがどんなにすばらしいことか、少しでも話してくれたら結婚や子育てに希望を持つ若者も増えるのでは? まだまだ、日々いろいろなことを言われていますがきりがありませんね。 自分たちが育てた若者、自分たちが作った社会だと気づいたら恥ずかしくてそんな発言はできないと思うのです。 自分が年をとったら「今の若い子って…」と若者を責める発言をする人にだけはなりたくありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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