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カテゴリ:語学(通訳・翻訳)
今日は湖南省主催のコンサートの通訳に愛知芸術文化センターへ行ってきました。
指揮者の譚盾さんについて英日・日英の通訳と湖南省副省長のスピーチの英語訳ということででかけました。やはり英語は中国語と比べて楽ですね~。私の中国語はまだまだ全然だめなんだということを認識してしまいました。 譚盾氏は映画HEROで中華人として始めてアカデミー賞を受賞したすごい人ということもあり、かなり緊張しましたがとても楽しく仕事ができました。 皆が1つのものを作り上げるために一丸となって動いていました。1時間半のコンサートのために朝9時から一日中、舞台をつくり、音あわせをし... アメリカ人のアシスタントの話によると、ヨーロッパ、アメリカでのコンサートはここまで皆一つになって作り上げるということが難しいそうです。"Everyone is believing in this work" といっていました。アジア人の和や協調性、集団で動くという習性はこういう時には本当にすばらしいものを作り上げることができるんですね。 譚盾氏と コンサートでは譚盾氏の「水楽」と「地図」が演奏されました。アジア出身の人がこのようにアジア-中国 を前面に出した音楽を創り、活動していることをとても嬉しく思いました。 「地図」では譚盾氏がどれほど、中国の文化、出身地の湖南を愛し、誇りに思っているかが伝わってきました。自国に住んでいないからということもあるでしょうが、これほどまでに自分のルーツを誇りに思えるってすばらしいことだな、と思いました。 帰りはおみやげに「地図」のDVDと花束をいただき、ルンルンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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