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カテゴリ:語学(通訳・翻訳)
今日は午後から仕事を休み、地方裁判所へ行ってきました。
昨年の10月に国際センターに外国人相談としていらっしゃったのが始まりでした。結婚するはずだったスリランカ人の彼が拘束されてしまい、警察からの日本語の手紙が読めないということでお越しになったのが最初の出会い。 国際センターの職員としては関わることはできないということだったので、個人的にお付き合いがはじまりました。 彼女自身はスリランカ人ではないのですが、日本人ではないので日本語でのコミュニケーションがうまくできません。それで彼の裁判があるときには一緒に出かけていって通訳をしています。 もちろん裁判所には専属の通訳がいるのですが、裁判中は日本語とシンハラ語でしか訳さないので彼女には裁判の内容がわからないのです。 日本に不法滞在者として暮らす人、そしてその人たちが犯罪者になってしまうことがあるということ… そうさせてしまう社会… 私が生まれた国がもし日本でなかったら… そう考えると私が彼女だったかもしれないし、拘束されている彼だったかもしれない。 2人に会うたびにそう思ってしまいます。 裁判は昨年の年末から始まり、まだまだ終わりそうにありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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