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カテゴリ:旅行 バケーション
午前11時発。マレーシア航空クアラルンプール行きに乗る。飛行機は時間通り離陸。チェックインのときは前方の通路側をお願いしたのだけれど、離陸後、後部の最前列がガラガラなのを発見。早速フライトアテンダントの方に話して席を移動させてもらう。
楽しみにしていた機内の映画は be witchedというアメリカ映画。退屈しのぎにはなったけれど、それほどでもなく少し残念。 無事ほぼ定刻どおりにKLに到着。到着してすぐにinternet standを発見。少し並んでからメールをチェック。でも日本語、中国語は文字化けしてしまい結局英語のメールしか確認できずあまり意味なし・・・ とりあえず彼に無事マレーシアに着いたことをローマ字で報告。 無事入国審査を終えて友人に電話。迎えに来てくれる電車の駅の名前を確認して電車の駅へ。電車に乗るとそこはもうマレーシア! マレー人、華僑、インド人、そして観光客。まさに人種のるつぼ。 20分ほど電車にのって待ち合わせの駅に到着。彼女に電話をしたいが、コインがない!そこで駅前のスタンドでグァバを買う。梅の粉もかけてもらって。なつかしい味!美味。 そのおつり友人の携帯に電話をすると駅の反対側で待っていた彼女が迎えに来てくれた。グァバをすすめると「Sumire! We are on Ramadan. cna't eat, remember?」といわれてしまった。 ラマダンだとわかっていたのについつい普段の調子で果物を買って、すすめてしまった。習慣っておそろしい。 夜は日が沈むのをまってから普通のマレーの食事。久しぶりのマレー料理!! テーブルに並ぶフライドフィッシュ、ココナッツミルクで似た南瓜 スパイシーなイカカレー、そしてジャスミンライス。手を使って右手で食べる。手でこうして食べるのも本当にひさしぶり。でも体はちゃんと覚えているのが不思議。全く問題なく食べられた。 イスラムでは今日がラマダンの1日目。私の友人はスカーフをかぶっていた。今までスカーフをしている姿を見たことがなかったので聞くと、彼女は今日生まれて初めて祭典時以外の普段の場でスカーフをしたそう。イスラム教徒の女性は大人になったと自身が自覚した時点でスカーフをしなければいけないけれど、誰もそれを強制することではない、と彼女は言う。 彼女によるとそれは彼女自身と神との間のことで、誰かに言われてすることではないとのこと。人によっては小さな頃からスカーフをしている人もいるし、一生しない人もいるという。でも彼女にとっては今日がその日だったようだ。今年に入ってからずっとスカーフをすることを考えていて、だんなさんや両親にも話していたそう。 彼女とイスラムについて話していつも思うことだけれど、イスラム教徒の女性として現代の社会で生きることは本当に難しいことだと思う。 マレーシアには2種類の法律があってマレー人へのイスラム教の法律と一般の法律がある。イスラム教徒であるマレー人はその両方を守らなければならない。今日、彼女から聞いて驚いたもう一つの話は、マレーシアでは結婚したカップルは結婚証明カードというものを持ち歩かなくてはならないそう。イスラム教では未婚の男女が公共の場で2人で一緒にいることは禁じられている。だから街中で若い3人の男女をよく見かけるが、これはデートをしている2人に友人が1人付き添って2人きりという事実をつくらないためだそう。 ちなみに私の友人はいつも彼(今のだんんさん)とは2人きりでデートをしていたそう。彼女のいうモダンマレーだ。 街中で、キスをしたり手をつないでいたりすると警察に呼び止められ結婚証明を確認されるという。先月クアラルンプールで車中でいちゃついていた2人が証明書を携帯していなかった為、連行されて親戚に証明書をもってきてもらうまで釈放されなかったのだとか。その後、そのカップルは警察を訴えたというおもしろ話でニュースになったそう。 友人とは夜中の12時半まで(次の日はラマダンのため4時おきだというのに)大学時代の話、キャリアの話、結婚の話、それぞれの文化の違い、政治の話をとりとめもなく話した。自分の英語力がものすごい勢いで落ちていることにショックを受けつつ・・・ 彼女が日本の政治情勢に詳しいことにおどろいた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 4, 2005 09:58:50 PM
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