『選ばれる人になる34の習慣』
組織変革コンサルタントで、キャリアカウンセラーとして著名な門田由貴子さんは、私の優秀なお弟子さんだ。運命学と文章論などを学んでいるが、このほどダイヤモンド社から『選ばれる人になる34の習慣』という、充実した第2冊目を出版した。1冊目は『ザ・チェンジ! 人と職場がガラリと変わる12週間プログラム』(フォレスト出版)だったが、なんと! このほど2冊目が出ると同時に、この1冊目が「日本創造学会賞」を受賞したのだ。彼女の能力開発の具体的方法論が、広く認められたということにほかならない。私が『選ばれる人になる34の習慣』の中で、特に感心したのは、「ノビシロ」についての考察だった。「ノビシロとは、その人が持っている成長の可能性であり、その人に対する期待値です」となっているが、まさにその通りであり、つまりは「いかにノビシロを広げるか」にかかっている、といっていいだろう。いま現在は、できなくてもいいし、失敗してもかまわない。しかし、将来大きく伸びていく人には、必ずノビシロの広さ、大きさが見えるものなのだ。そのための基礎能力をつくり上げていく方法が、この本の中には、ぎっしり詰まっている。実際、門田さんはすでに、コンサルタントとして一家をなしているにもかかわらず、私のところで、基礎的な勉強を熱心につづけている。私は「ノリシロの広い人だなァ」と、日頃から感心して見ているのだが、まだまだ彼女は大きく伸びていく。あなたもこの機会にぜひ、門田式の自己変革、組織変革の方法論を知ってほしいと思う。それがあなたの将来を決定するに違いない。くわしくは門田由貴子さんのホームページを――http://www.ethos-net.com/erabareru34/index.html