日記になにが書かれていたか?
マスコミの寵児の姿など、まったく信じてはいけない。巨人軍の原監督は「暴力団追放」のポスターで、「暴力団に金を出さない」といっていながら、1億円も出していたという。私は長年、週刊誌編集長をしていただけに、墓場までもっていくネタをいくつか持っているので、別に驚きもしないが、むしろ原の場合は、これからも危ない状況がつづくのではあるまいか?その1つは、元愛人といわれる女性の日記が、原の目の前でシュレッダーにかけられたというが、コピーが残っている可能性も高い。2つ目は、元愛人の姿がどこにも見えていない点だ。かりに元暴力団側にかくまわれていたら、再び脅される危険性はゼロではない。もしかすると、原監督側には、居所を教えているのかもしれない。これについては、週刊誌が追うかもしれないが、どうも「週刊文春」以外、骨のある編集長はいなそうだ。この問題がこじれると原監督は、今期かぎりで退陣することになりそうだ。それというのも、なぜ1億円も出したのか、その理由も背景もわかっていないからだ。ふつうの浮気、情事だったら、女性の日記につけられているのはイチャイチャの描写に過ぎない。そんなものに1億円も支払う理由はない。夫人に詫びればいいからだ。かりに離婚になっても、その1億円で十分だったほずだ。この日記には、恐らく巨人軍内部のことが書かれていたのではあるまいか? それを原は愛人に、ペラペラしゃべっていたとも考えられる。清武元球団代表が裏にいるとしたら、原はオチオチ寝ていられない。監督をやめる以外ないのではなかろうか?