新しい年は天災と戦争の危険が?
明らかに地球は大変動期に入ったようだ。日本では地震が相次ぎ、熱波寒波が押し寄せている。ゆっくりした変動なので、何百年単位で考えることになるのだろうが、時々、あるいは処どころで、急激な変化が起こる。ロシア人は耐寒性が強く、めったなことで凍死しないが、今年はすでに何百人も死んでいる。シベリア最大の都市・ノボシビリスクでは、アパートの7階のベランダから鍋の熱湯を外にまくと、あっという間に氷になってしまうほどだ。氷点下41度の現象だ。ウクライナの首都キエフでは1881年の観測開始以来、積雪量が最大だという。この大寒波は東欧から英国にまで及んでいるが、日本も例外ではない。2010年、2011年につづき、今年も3年連続で、クリスマス寒波が襲来した。日本は四季の国だったが、すでに二季の国になりつつある。春と秋が短くなり、暑いか寒いかになってきた。こういった異常気象は世界的で、中でも落雷回数は天文学的に増えている。日本でも落雷回数は異常にふえているが、オーストラリアでは11月5日、24時間で17万3千回落雷している。さらに時速80~90キロの強風が吹き荒れた。竜巻もふえてきた。日本では竜巻は起こらないとされていたが、これからは日常的に起こりそうだ。大雨、大洪水、噴火も予想される。中でも富士山の噴火が可能性を高めてきた。新しい年は癸巳(みずのとみ)、五黄土星だ。五黄の年は歴史的に見て天災と戦争が多い。気をつけないと危ない。