宇宙人はいる! 魂もある!
国立天文台の渡部潤一副台長が、「宇宙人の存在」という興味深い原稿を、日経新聞に書いていた。それによると、宇宙人はいるというのだ。「天文学者は地球外知的生命体(宇宙人)の存在を楽観している」というのだ。その理由として、研究の進歩、発展によって、この宇宙には地球類似惑星は少なくとも1億個はある、と考えられている。近年では地球のようなものも、見つかっているという。その中には、人類よりもっと進んだ文明があるかもしれない。私たちは地球を中心に考えてしまうが、渡部氏によると、地球は特別な星ではなく、平凡な星の1つにすぎない、というのだ。そうだとすると、進んだ星の文明人からすると、地球の文明はたった数千年であり、技術的にも社会的にも、未熟なひよっこだ。学者の多くは、いま判明しているところから判断する。地震の予知にしても、果して今後、巨大なものが来るという確信はない。いまの技術では、来るかもしれないというぐらいだろう。同じように、学者の多くは「宇宙人などいない。あの世なんてない」と、いまの技術で判断している。しかし、科学と医学の進歩で、日に日に未知のものが明らかになってきた。私にいわせれば「否定形でものをいう学者は信頼できない」時代になってきた。それこそ、古いものにしがみつく、半分死んだような学者といっていい。今回、きずな出版から東大病院の矢作直樹先生による『魂と肉体のゆくえ』を刊行するが、この新しい医学理論をぜひ知っていただきたいと思う。私はこれを読んで、死ぬのがまったく怖くなくなってしまった。