ペットと飼い主が楽しめる部屋
近頃はあちこちに猫カフェがあるので、猫というのは、こういう空間や場所が好きなのかと、改めて知った人も多いのではあるまいか? これまでは家でペットを飼う場合、人間の住む空間に犬や猫がやってくるのがふつうだった。そこで可愛い服を着せられて、ペット食を与えられるのだが、「衣・食」だけでなく快適な「住」空間もつくってやるべきだ、という考えが強まってきた。ペットと飼い主が、一緒に快適な空間で住もうというのだ。大京グループが「L’s PET REFORM」という会社を立ち上げたのだが、お台場のショールームは猫の習性をよく研究した住空間となっている。ここでは「垂直移動をする」「窓の外を見るのが好き」といった猫の特徴を巧みにとらえた居住空間となっているのだ。実際、猫を飼っている人でも(1)首をつまむとおとなしくなる (2)高い場所が好き (3)狭くても暗い場所が好き (4)動くものに夢中になる (5)明け方、夕方に活動的になる (6)犬も猫も長時間睡眠型だが、狩りのために力を蓄えている (7)猫は砂漠育ちなので、水が苦手。特に毛の薄いところに水をかけてはいけない――これらを全部知っている人は少ない。それに最近では平均寿命が伸びてきて、犬は14.85歳、猫は15.75歳まで長生きになったが、これは室内で飼われるようになったからなのだ。犬猫の室内飼育率は8割と、非常に高くなっている。15年間も一緒に住むのであれば、人間とペットがお互いに快適な住環境に住むのが、どちらにとっても楽しいのではなかろうか?調査によると、ペットとの共同快適空間を望む人は、これからふえつづけるという。特に独身女性には猫を飼っている人たちが多いので、1度「CatPlusアクアシティお台場店」でも覗いてみたらどうだろう。早稲田運命学研究会櫻井秀勲の「きみは小説が書ける! 書けるまで鍛え上げる実践教室」