コーチ解任が失敗だった?
テニスの世界第1位の座を獲得した大坂なおみだが、コーチのサーシャ・バイン氏を解任してしまった。大きな子どもだった大坂を、ここまで導いた名コーチだったが、どこが気に入らなかったのか、師弟関係を解消してしまった。ところが世界第1位として戦うドバイの選手権では、あっけなく第1戦で、67位という下位の選手に簡単に負けてしまった。こうなると外野は黙っていない。名コーチのサーシャ・バイン氏のコーチ解任は間違いではなかったかというのだ。たしかにその通りだろう。ただ、何かで気に入らなくなったコーチと一緒に戦っていくのも、むずかしい。たとえ大坂選手がわがままだったとしても、特に女性は精神の起伏が大きいだけに、一方的に悪いとはいえないだろう。ただ大坂も反省して、いつかまたコーチについてもらうことも考えないと、このままズルズルと下がっていくだけかもしれない。特に来年のオリンピックで、日本選手として出るのか、米国選手として出るのか、まだ決まっていないだけに、むずかしいところだ。もし米国選手団に入るとしたら、彼女の日本の人気はがくっと下がるだろう。あれやこれやで、大坂の身辺はいろいろややこしいだけに、これまでのように「かわいい」一辺倒にはならないかもしれない。ともかく望ましいのは、いまのつなぎ役の若手日本人コーチではなく、一流のコーチを呼んで、じっくり教えてもらうことだろう。もし大坂が慢心していたら、それは彼女の限界がもう来ているということだ。ここは少しきびしい目で見守るべきかもしれない。★きずな祭り2019 ~未来の当たり前を、今ここから創る~★オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』 櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook