時代を恨む人々が激増
今回のコロナ騒動は、どの世代が大きな痛手を被ったということではなく、どの世代も共通の打撃を受けたといえるだろう。とはいえ、高齢者は人生の大半を終えているだけに、若者たちのほうが苦しい。今日の生活にも困ることになっている。それこそ大学生たちは、大学が封鎖されて勉強できないどころか、バイトもできない。かといって故郷に帰ることもむずかしい。どうにも動きが取れないで、ただじっとしているしかない。親から仕送りがなければ、餓死しかねない状態だ。こんな時代に巡り合った運命を嘆くしかないだろう。しかしそれをいい出すと、今度は妊婦も大変だ。父母の家に帰って出産するつもりでいたのが、故郷に入れなくなってしまったのだ。また仮に帰っても、無事に出産できるかどうか?医師や看護師が足りないので、コロナ関連医局に行ってしまっているケースもあるという。入学式、入社式ができなかったくらいで、時代を恨むなんて「ぜいたくだ」といわれるほどになってきた。そんなことをいえば、いまの団塊のジュニア世代は、まったくいいことはなかった。「失われた世代」とも呼ばれ、人数だけは多いので「非正規、単身、アラフォー女性」という苦しい世代になっている。ただ、いまの人たちはじっと耐えるということを知らないので、恨み節をネットにぶつけている。残念ながら救命ボートも、お助け人も来てくれないので、自分で生活を切り開いていくしかない。つらいけれど当分の間は、互いに辛抱しか方法はないのだ。☆★YouTubeをスタートしました!★☆▼チャンネル登録はこちら!▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲 著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『誰も見ていない 書斎の松本清張』櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook