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2020年11月の記事

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女性はもっと自信を持っていい

心理学的性差を追求していくと、思いがけない能力で、男性がいばっているものがある。一般知能と達成動機、それに高い自己評価の３点だ。この３点は実は、男性が優位ではないにもかかわらず、依然として「オレのほうが上だ」と思っている男たちが多い。考えてみると、優位性がないにもかかわらず、いばっているのだから、勝手なものだ。しかし女性も少しずつ、それに気がついてきたようで、夫がへんにいばると離婚する女性がふえてきた。だから近頃の離婚は、夫が妻に捨てられるケースが多い。そのことにまだ気のついていない男たちがいるのだから遅い。面白いのは、ネット時代に入ってきたことで、女性の活字を読むページと分量が、激増してきたことだ。そこには有名人や大学教授、タレントたちが書いたり、しゃべったりしているのだが、それらの一流男性の知能レベルの低さが、どんどん明らかになっているのだ。これまでの男性への敬意、崇拝、憧れが、音を立てて崩れている、といっていいだろう。要は、憧れの有名人がしゃべっている中身も、「うちの亭主と同じで、ブツブツ文句をいっているだけなのだ」と、気がつき始めてきたのだ。それだけではない。「達成動機」こそ、男性のいいところで「いつかは私を満足させてくれる」と思っていた妻たちは「達成動機など持ってないじゃん！」と、不満と驚きの声をあげ出している。この性差問題は、もっと女性たちが本気になって勉強しないと、女性全体がソンするだけでなく、自分自身の運命にも大きく関わってくる。これから結婚しようと思っている女性は、未来の夫にあまり大きな期待を持っていないほうがいい。もう１度よく、性差を勉強してからでも、遅くないかもしれない。☆YouTubeをスタートしました！☆　▼チャンネル登録はこちら！▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲著『三島由紀夫は何を遺したか』櫻井秀勲著『新しい時代は「逆転の発想」で生きる』櫻井秀勲著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『誰も見ていない　書斎の松本清張』櫻井秀勲著『昭和から平成、そして令和へ皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲　オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲著『劇場化社会』櫻井秀勲著『老後の運命は54歳で決まる！』櫻井秀勲著『子どもの運命は14歳で決まる！』櫻井秀勲Facebook

2020/11/27
まさか、よもや

いまから50年前の1970年11月25日、日本文壇史上、最高の作家と呼ばれた三島由紀夫が、市ヶ谷の自衛隊で割腹自殺した。共に死んだのは「楯の会」学生長の森田必勝だった。私は8年ほど三島さんとつき合っており、彼の心中をよく知っているつもりだった。たしかに彼の日々の言動、つまり発言と行動を知っている私としては、意志を貫く可能性の高いことを重々承知していたのだが「まさか、よもや」という心のゆるみがあったのだ。人間は誰でも自分中心に考える、といわれる。私自身、切腹するという非常識は考えられなかったのだ。つまり、その常識的な考え方を、三島さんにも当てはめてしまったのだ。しかし三島さんは天才であり、常識人とはまったく異なる考え方を持っていたのだ。いま風にいえば、スターシード的発想というべきなのか。驚いたことに、三島さんの周りにいた親しかった友人、知人全員が、自衛隊基地に突入して自決する、とは思っていなかったことだ。それはなぜだろう？たった１つだけわかることは、彼の笑顔だった。誰に対しても、いつも笑いかけていたし、笑い声も大きく、豪放だった。私は彼の死後50年の間に、彼のような美しい笑顔の人を見たことがない。いや笑顔どころか、多くの人はぶつぶつ文句ばかりいっている。顔が「文句型」にできあがっている、といっていいだろう。「まさか、よもや」という言葉は、自分という人間の小ささを表す。考え方が小さいから、仰天してしまうのだ。そんな自分を情けないと思いつつ『三島由紀夫は何を遺したか』（きずな出版）を書き上げた。「まさか櫻井くんが俺のことを書くとは！」と、あの世で豪快に笑っている三島さんの顔が見えるようだ。問題作『三島由紀夫は何を遺したか』新発売！☆YouTubeをスタートしました！☆　▼チャンネル登録はこちら！▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲著『三島由紀夫は何を遺したか』櫻井秀勲著『新しい時代は「逆転の発想」で生きる』櫻井秀勲著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『誰も見ていない　書斎の松本清張』櫻井秀勲著『昭和から平成、そして令和へ皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲　オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲著『劇場化社会』櫻井秀勲著『老後の運命は54歳で決まる！』櫻井秀勲著『子どもの運命は14歳で決まる！』櫻井秀勲Facebook

2020/11/20
笑顔のない立皇嗣の礼

「立皇嗣の礼」が行われた。本来なら「万歳」の声が国中に満ち満ちるはずなのだが、その声はどこからも聞こえてこなかったようだ。タイミングとしても、米国大統領選のトラブル中ということもあり、日本にとっても、あまり楽観的になれる時期ではなかった。そうはいっても次期天皇の決定日であり、もう少し笑顔が溢れてほしかったと思うのは、私だけではないだろう。やはり眞子さまの問題が解決しないでは、日本国民としても、心の底から「よかった」とはいえない。それこそこのままでは、眞子さまは問題の彼と結婚するだろうし、そうなったら、秋篠宮の評判だけでなく、天皇制そのものへの期待感も激減してしまうだろう。いや、それよりも怖いのは、天皇制が揺らいでは、日本が社会主義国家に1歩も2歩も、近づくことになりかねない。それこそ日本にトランプのような無法政治家が出てきたら、天皇制廃止の号令をかけるかもしれない。「まさか！　そんなことはありえない」という楽観論は、消えるというより、消されるかもしれない。これまでの米国は民主主義国家で、選挙の正当性を争うなど、ありえなかった。それが堂々と最高裁で争われるのだ。多分今回は、そういう事態になっても、トランプの落選は変わらないだろう。しかし「そういうことができるんだ」という記憶だけは、米国民の心に染み込むだろう。日本にも「皇室を廃止するなんて、簡単にできるんだ」という考え方を持つ人々がふえていくと、いつなんどき、その考えが行動に変わらないともかぎらない。それだけに、天皇はよほど優れた人物で、国民から愛される存在でなくてはならないだろう。果して笑顔を国民に見せたことのないこの皇嗣は、国民に期待されているのだろうか？ ☆YouTubeをスタートしました！☆　▼チャンネル登録はこちら！▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲著『三島由紀夫は何を遺したか』櫻井秀勲著『新しい時代は「逆転の発想」で生きる』櫻井秀勲著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『誰も見ていない　書斎の松本清張』櫻井秀勲著『昭和から平成、そして令和へ皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲　オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲著『劇場化社会』櫻井秀勲著『老後の運命は54歳で決まる！』櫻井秀勲著『子どもの運命は14歳で決まる！』櫻井秀勲Facebook

2020/11/13
敬語かどうかより、大切なこと

私は長年、雑誌編集者として、多くの社会的地位の高い方々と接触してきた。中でも文章を「生きる糧（かて）」としている作家や、政治家、企業経営者とつき合い、人脈をふやすについては、それなりのマナーを大事にしてきた。日本語でいえば礼儀作法だが、これがあるとないとでは、長い目で見ると、月とすっぽんほどの差になってしまうのだ。最近「了解しました」が敬語かどうか、という問題がSNSを賑わせている。「承知しました」を使うべきではないか、というのだ。これは微妙なニュアンスの問題であり、人によっては敬語と認識するだろうし、「失礼だ」と思う人もいるだろう。私もときどき質問されるのだが、「どちらでもいいのではないか」と答えている。特に企業内では、一級のマナーを使うより、スピードや簡潔性を大事にしたほうがいい、と考えている。こういうと「了解です」「了解しました」でよさそうに聞こえるが、私は若い頃から「この方には何とか可愛がっていただきたい、ぜひ教えを受けていきたい」と考えた人には、一級のマナー、一級の敬語を使ってきた。問題は敬語であるかどうかより、その人に認められてほしいかどうか、なのだ。仮に社外の若い方からメールがあって、「了解しました」という返事が届いたら、私としては、普通につき合っていくだろう。それに対して一級の敬意を示すような文章を書いてきたら、私はその人を育てたいと思うだろう。言葉はマナーによって人間性を表すだけに、大切なのだと思う。よき人脈、よきメンターを得たいと思うなら、「敬語かどうか」などと考えるより、「どう書いたら認められるか」を大切にしたほうが、いいように思うのだが。☆YouTubeをスタートしました！☆　▼チャンネル登録はこちら！▼You Tubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」櫻井秀勲著『新しい時代は「逆転の発想」で生きる』櫻井秀勲著『80歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『誰も見ていない　書斎の松本清張』櫻井秀勲著『昭和から平成、そして令和へ皇后三代』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲　オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲著『劇場化社会』櫻井秀勲著『老後の運命は54歳で決まる！』櫻井秀勲著『子どもの運命は14歳で決まる！』櫻井秀勲Facebook

2020/11/06

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