礼儀は正しいほうがトク!
育ちのいい人だけがやっている「水場の使い方」が話題になっている。洗面台は使ったあと、軽く拭いておく。トイレのスリッパは使ったあと、次の人のために揃えておく。ホテルに泊まったときは、あまり乱雑に使って、そのままにしない。新婚旅行の1日目で、別れることを考える男たちもいるという。たしかにホテルを翌朝出るときは、どの程度片づけておくか、むずかしいところがある。ここが育ちのいい人は、実にうまい。私は若い頃、料亭の女将に靴の脱ぎ方から、トイレの使い方まで教え込まれたので、それほどどこに行っても困らない。それというのも以前は、若い男たちに「お客の迎え方」を教えてくれるような女将がいたからだ。いま頃そんな料亭の女将はいないだろう。ではなぜそういうことを教えてくれたかといえば、時代がそういう場所での接待中心だったからだ。敗戦後はホテルもなければレストランもなかった。むしろお伺いした先で、食事を出されるような時代だった。いまの時代は、他人の家に上がることはめったにないし、料亭自体、少なくなってしまった。しかし逆にいうと、10代から公共の場に出ることが多くなり、学校や職場、映画館やコンビニなど、子どもでも出入りするようになっている。これら公共の場でのマナーを知っているほうが、これからは断然トクになるだろう。以前は女性の場合は、お茶とお花を習いに行くのが普通だったので、自然と礼儀を覚えたものだった。いまはそういう茶道、華道に通う女性は少ないので、マナーが覚えにくいところがある。それだけに、自分で気をつけることが大事になった。自分にトクなものは、できるだけ早く、身につけるようにしよう。☆★櫻井秀勲最新刊★☆櫻井秀勲 著『それでも運命は変えられる! 開運大全』 ☆チャンネル登録者数1万人突破!!!☆▼櫻井秀勲YouTubeチャンネルはこちら▼YouTubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」▼櫻井秀勲のオンラインサロン☆▼DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」▼Facebookもやってます!▼櫻井秀勲Facebook【櫻井秀勲の好評既刊】櫻井秀勲 著『70歳からのボケない生き方』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の整え方』