超高齢化社会の模範的存在だった!
世界最高齢としてギネスから認定を受けていた田中カ子(カネ)さんが、119歳で亡くなった。歴代最高齢といわれてきた女性も世界中で何人かいたが、田中さんはギネスの認定を受けたという意味では、確実な証拠のある世界最高長寿者といえるだろう。生まれたのは1903年1月。この年生まれの有名人には金子みすゞ、香淳皇后、小津安二郎、小林多喜二、山本周五郎などがいる。カ子さんのすごいところは、117歳まで、自分で手押し車を押しながらの歩行が可能であったこと、118歳の誕生日には「おめでとうございます」と老人ホームの職員に声をかけられると、手を叩いて「ありがとう!」とお礼をいえるほどだったという。まさに健康のまま一生を終えた、世界でも珍しい長寿者といえるだろう。この年代では、同年齢者の2倍近く生きてきたといっていいかもしれない。ただベッドで100歳くらいまで生きている人は、このところずいぶんふえてきたが、そういう長生きは、あまりうれしくない。やはりカ子さんのように、笑顔で会話ができる人生、つまり人としての生き方が望ましい。男ではなかなかこういう人はいない。なぜかというと、100歳まで生きたい!と希望する男性が、ほとんどいないという。寝たきり老人になるくらいなら、早く死にたいと、消極的なのだ。情けないが、私もそうならないよう、いまから周囲に友だちをふやしておくべきなのだろう。それにしても田中カ子(カネ)さんの一生は、高齢社会の先駆者であり、モデリングにもなるものだった。☆★櫻井秀勲最新刊★☆櫻井秀勲 著『それでも運命は変えられる! 開運大全』 ☆チャンネル登録者数1万人突破!!!☆▼櫻井秀勲YouTubeチャンネルはこちら▼YouTubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」▼櫻井秀勲のオンラインサロン☆▼DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」▼Facebookもやってます!▼櫻井秀勲Facebook【櫻井秀勲の好評既刊】櫻井秀勲 著『70歳からのボケない生き方』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の整え方』