世界一のソーセージ男 =大食い競技を牽引する侍の伝説=
アメリカでもっとも有名な日本人アスリートというと、すぐ野球の大谷翔平やテニスの大坂なおみ、あるいはバスケットの八村塁を思い起こすが、フードファイターのタケル・コバヤシ(小林尊)を忘れてはいけないようだ。フードファイター? 小林選手? 私もこの名前を初めて知ったし、フードファイターというスポーツも初めて知った。日本語にすれば早食い、大食い競技のことだが、あちらでは毎年7月4日の独立記念日にニューヨークで催される「ホットドッグ早食い大会」の優勝争いは、大変な人気であり、国民的行事なのだという。2001年にデビューした小林は、当時の世界記録の2倍を時間内に平らげて、全米を熱狂させたという。いま小林は「史上最強のアスリート」と呼ばれているが、早食いをスポーツにした選手というので、この称号が付けられたようだ。そして現在のアメリカでは、日本風居酒屋が各地で人気になっているが、どの店も、ソーセージには「kobayashi」という名称がつけられているという。それというのも、アメリカ人はビーフかチキンのソーセージを好むのが普通だが、これらの店舗のソーセージは、ポークが挟まれているようで、これがまた大きな話題になっているらしい。あちらの早食い大会は、巨漢揃いなのだが、その中で優男の小林が怒涛のような勢いで、食べて行くので、その姿を「The Tsunami」と表現しているという。それにそれまでの早食い競争をスポーツ化したというので、いまや「レジェンド」タケル・コバヤシとなって、尊敬されているというのだ。スポーツの分野はどんどん広がっている。それはオリンピック種目を見てもわかるだろう。できれば新種目に加えてもらいたいくらいだが。 ☆★櫻井秀勲最新刊★☆『太宰治との奇跡の四日間 私的、昭和文壇史』 ☆チャンネル登録者数1万6千人突破!!!☆▼櫻井秀勲YouTubeチャンネルはこちら▼YouTubeチャンネル「櫻井秀勲の書斎」▼櫻井秀勲のオンラインサロン☆▼DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」▼Facebookもやってます!▼櫻井秀勲Facebook【櫻井秀勲の好評既刊】『心をつかむ文章の書き方』『100歳人生を生きる! 92歳、本日も絶好調!!』『70代がいちばん楽しい生き方のコツ』『20代の人生戦略 運をつかめる人は何をしているのか』『それでも運命は変えられる! 開運大全』『70歳からのボケない生き方』