運輸会社のガソリン安
ガソリン小売価格は,WTI原油価格に2〜3ヶ月遅れて反映する。前者は14年11月〜12月に、後者は9〜10月に急落している。中堅運輸会社の昨年比のガソリン安効果が大きく出るのは、3Qまで。というのは以下の表でよく分かると思う。そして、銘柄の絞り方は、1、仕事はある。→売上げと経常利益が年々上昇2、原油は安い。→昨年7~9月は平均バレル90ドル。現在平均40ドル。3、ドライバーが足りない。→人手不足で苦しいという四季報コメント企業は除く。4、株価下落が調整範囲内。 5、景気回復局面では運賃値上げが効きやすい。6、不透明な海外に業務展開していない企業。例えば、東部ネットワーク9036、丸全昭和運輸9068などはこれに当たると思う。