カテゴリ:あいあん★どーる an irondoll
今日は日帰り出張でした。
朝早く自宅を出発して、昼過ぎに仕事を終えました。 今日の出張先は、偶然、母校と同じ市内だったので、 帰りに寄り道して、近くに住んでいる友人と合流。 卒業以来の大学を訪れて、構内を歩いてきました。 4年間を過ごした、見覚えのあるキャンパス風景。 並木道。校舎。図書館。グラウンド。バス停。学部棟。 講堂。学食。レンガ階段。売店前の立て看板。 噴水の池。オブジェ。坂道。サークル小屋。体育館。 教室の窓。掲示板の張り紙。駐輪場の自転車・・・・。 枯葉舞う夕方、人もまばらな日曜の大学構内で、 いつしか私達2人は、あの頃の笑顔に戻っていました。 受験勉強から開放された、18歳の春。 初めてスーツを着て、お化粧して出席した入学式。 ドラマで見たような広い教室に、階段状に並ぶ座席。 退屈な講義に、授業の代返。徹夜で仕上げたレポート。 苦労した実験。テスト。合宿。教授と議論したゼミ。 サークルにバイト。バイクに乗った憧れの先輩。 夜遊びに合コン。友達と夜通し語った恋愛話。お酒。 海外旅行。語学留学。バスで行ったスキーツアー。 車の運転。人と荷物でぎゅう詰めの軽自動車。学祭。 真夜中の教室で書いた論文。みんな撃沈した卒論発表。 就職活動。級友の電撃結婚。袴を着た卒業式。謝恩会。 全てが楽しいことの連続で、毎日初体験が目白押しで、 たくさん笑って、泣いて、驚いて、落ち込んで、喜んで、 まっすぐな気持ちと、濁りのない瞳をしていた 22歳の春を境に、 クラスメイトは全国・全世界に散ってしまったけれど、 こうして、大切な時間を共有したという記憶で、 私達は今でも、ず~っとつながっていたんだね。 いつかまた、 みんなと再会したり、この場所を訪れた時には、 今日のように、あの頃と同じ笑顔に戻って、 「今も、ここで過ごした4年間に負けないぐらい、 凹んだり舞い上がったりしながら、一生懸命生きてる。 挑戦したいことや、行ってみたい場所、 感動したこと、夢中になれること、大切なものだって山ほど持ってる。」 と、みんなとあの頃の自分に胸を張って言えるように、 前を向いて、顔を上げて、私なりの歩幅で進んでいたいな。 最後に、大切な友達Yちゃんへ。 今日は懐かしい時間をありがとう。 変わらないその笑顔に、ホッと肩の力が抜けました。 次回も元気で、お互いカッコよく年を取って会おう。 それまではそれぞれの場所で、精一杯ガンバロウ。 約束だよ! (C)十五夜 ←もちろん今だって「青春」真っ只中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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