テーマ:空手道(581)
カテゴリ:あいあん★どーる an irondoll
生まれて初めて「スパーリング」というものを体験した
記念すべき2005年晩春の、あの日。 どうしたらいいのか、いま自分が何をするべきなのか まったくその場の状況がつかめなかった私は、 ただただ相手の前で呆然と突っ立ったまま、 2分間、微動だにすることができませんでした。 それから、2ヶ月間ほど道場に通い続けて、 やっと「事の次第」が理解できた私は、 ワンツー(真っ直ぐの左パンチ、右パンチ)もどきと、 左足から、ゆっくり低めの蹴りが出せるようになりました。 けれども当時は、 パンチもキックも、怖くて相手に当てることができなくて、 ただなんとなく目の前の空間へ 腕や足を伸ばしたり縮めたりしているだけの状態・・・。 ローキックは、蹴る場所さえ間違っていました。 (相手のモモじゃなくてスネを蹴ってた!) 入門後半年が過ぎて、白帯を卒業した2005年の秋。 ようやく自分の足は、左右が動かせるようになり、 相手のボディーめがけて、 中段の回し蹴りを出せるようになりました。 けれども、相変わらず手足は相手に軽く触れる程度。 攻撃リズムも一定で、順番すら決まっていました。 ワン、ツー、左キック。ジャブ、右キック・・・・。 やがて1年が経ち、再び帯の色が変わった2006年夏。 左足は、頭を狙える(上段回し蹴り)ようになり、 相手の腹部正面を狙って、 自然と、中段前蹴りも出せるようになっていました。 ただし右足は、中段の回し蹴りまで。 上段回し蹴りや前蹴りは、 まだ繰り出す余裕がありませんでした。 それでもこの頃になると、 先輩達も、そ~っと反撃してくれるようになり、 私はそれを、1テンポ遅れてから、 ジタバタと受けたり、避けたりできるまでになりました。 道場に1年半通って、迎えた2度目の秋。2006年。 ワンツー、ジャブのパンチにフックが加わって、 回し蹴りはようやく、 左右で上、中、下段が蹴れるようになりました。 左足のインロー(相手の左内腿を蹴る技)も覚えました。 前蹴りは、中段なら左右OK。 左の上段前蹴りも、なんとか出せるようになりました。 時には、先輩達が笑いながら 「撫子さん。さっきの左前蹴り、結構効いたよ」 などと声をかけてくださるまでになりました。 そして、この冬。2006年末から2007年にかけて。 私は、パンチの連打と膝蹴りという 相手に接近する攻撃を中心に、日々練習しています。 加えて、相手から攻撃を受けている時も、 受ける、避けるなどの「守り」だけに徹することなく、 次に自分が反撃しやすいような動き、 例えば相手のガードを外す捌き方や、 攻撃をかわすと同時に反撃する「受け返し」の技も使いながら、 「後ろへ引かずに闘う」ことを課題にしつつ スパーリングができるまでになりました。 それでも、まだまだ、 相手の死角へスッ!と回り込むタイミングや、 内回しや踵落とし、後ろ蹴りといった「変則蹴り」などは、 やり方もよく分かりませんし、 分かっていても、組手の最中に出す余裕はありません。 でも、あと半年経った、今年(2007年)の夏、 道場で3度目のお盆を迎える頃には、 それらの技を少しでもマスターして、 攻守ともにバージョンアップ!した私になれるように、 今年も、これまでどおり、 (歩みはスローペースですが、焦らず気にせず) コツコツ、1つ1つ技を積み上げながら、 テクニックを磨いて、攻防パターンを増やしていきたいと思います。 ・・・ということで、2007年も 「空手中毒」のまま、 ハンドルはそのまま、アクセルは吹かし気味に・・・。 どうぞ夜露死苦。もとい、よろしくお願いしますチリンちりん ←ランキング参加中です。応援クリックお願いします☆ 撫子 ←こちらも・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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