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カテゴリ:スキー
いつもなら広島県のスキー場もオープンしているのに、今年はまだどこもオープンしていない。
人工雪で11月半ばには営業を始めていたスキー場が今年は人工雪は降らせないと。 去年、オープンしたものの、気温が高くて途中で雪が溶けてしまったからなあ。 とはいいながら、正直、こちらでは人工雪がないと厳しいのも事実。 11月からとは言わないけど、12月くらいから営業をして欲しいなあと思ってみたり。 とは言いながら、人工雪を作るのに金がかかることも分かるので、ただでさえ経営の厳しい状況でそこまで望むのも難しいのか、と。 ということは、そこまで経営がひっ迫しているということなのか? まあ、このスキー場、明らかに戦略を間違えていると、常々思っているんだけどね。 ベースのレストハウス前、このスキー場で言えば超一等地だ。 緩斜面コースを卒業した人達が次に滑りたいというところ、緩斜面コースに雪がないときは、ここが初心者のよりどころになるところにパークがある。 土日はファミリーデーとか言って、親子での割引とかがあるにも関わらず、だ。 前々から言ってることではあるが、客単価が一番高いのは家族連れだ。 小さい子どもがいるとなお良い。 スキー場に一番金を落としてくれるもの。 そういう客層が十分に楽しめないレイアウトになっているということだ。 スキー場なんて子どもが一人で来るところじゃないんだから、子どもが一人来ると、必ず親が一人以上来てるもんだ。 そうなると食事は2倍。バイキングとかで子ども料金もあるだろうけど、普通の食事は大人も子どもも同じ値段。 家族が4人、5人で来たら... しかも、途中で休憩も多いだろうし、そうなるとおやつだなんだとそこでも金が落ちて行く... いくら西日本にボーダーが多いといっても飛ぶ連中はわずかだ。 パークが飛ぶ連中でごった返しているなんてシーズン中に1度あるかないかってくらい。 ほとんど順番待ちもなく、わずかの飛び職人たちが一等地を占有し続けている。 そこにかける人件費もバカにならない。 そんなスキー場が儲かるのかというと、まあ儲からないよね。 パークで売るなら、それなりの戦略を立てないと。 家族連れをゲレンデの隅に追いやっておきながら、家族連れに来てくださいなんてどうかしてるだろう。 という経営を何年も続けてきた結果だと思うんだけどね。 それでも人工雪がウリで、他に雪がなくてもここならあるってことできてた客層も今回の判断で取り逃がすことになるんだろうなあ。 こんな不思議な経営をするスキー場に幸あれ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年11月26日 06時00分23秒
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