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2019年03月14日
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カテゴリ:スキー
さて、両スキーを履いてのトレーニングは続くが、ここからはいよいよ「斜面を滑る」だ。

 ここで必要なのは「安全に停止できる平地を含む緩斜面」だ。

 現実にはなかなか難しいのだが、できるだけ近い環境を用意したい。

 ここで斜面の登行が入るわけだが、片スキーですでにやっているので、両スキーの役割を説明してトライしてもらう。

 そして、目標高度に達したらテールを開いての方向転換で斜面下方を向いて停止。

 ここでプルークスタンスが登場。

 ストックで漕いで前に出つつテールを閉じていくと滑走を始める。

 そのまま停止するまで直滑降で耐える。

 これが第一段階。

 次にスタートまでは同じで、直滑降の後、テールを開きだして減速するのを確認する。

 これが第二段階。

 そして、仕上げはテールの開きだしで停止するのを確認する。

 ここまで行けばリフトにチャレンジできる。

 この過程で重要なのは「直滑降」だ。

 なぜかというと、リフトにチャレンジするには直滑降ができる必要があるから。

 ストックで漕いで滑走し、ストックを突いて停止する。

 直滑降からテールを開きだして停止する。

 この二つをクリアしてリフトの乗降ができるようになる。

 そのために前段階のところで、テールの開き閉じによる方向転換を行っているわけだ。

 この行程をやはり15分程度で行いたいのだが、ここはかなり個人差が出る。

 できる人はすっとできるが、できない人はたいてい階段登行のところでつまづく。

 そのためには方スキーの段階での階段登行をしっかりやっておきたい。

 そこで山側の足のアウトエッジ、谷側の足のインエッジの使い方をしっかり確認しておくとよい。

 それがこの段階での両スキーでの階段登行に活かされてくると思う。

 そしてテールの開き閉じによる方向転換。

 これもプルークスタンスを作るのに役立つ。

 テールの開きだしでつまづいたときは、一旦スキーを外して、ブーツの状態で開き閉じをやってみる。

 ジャンプしての開き閉じから入り、ジャンプの高さを低くして雪面をスライドさせるように開き閉じをして。

 そこからスキーを履いて再トライだ。

 ここまでをしっかりやっておくと、後の行程が格段に楽になる。





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最終更新日  2019年03月14日 05時58分00秒
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