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カテゴリ:新型コロナ
いろいろと課題はあろうかと思うけど、ようやく新型コロナへの備えが始まった。
今までの評価によると、レムデシビルは重症患者に、アビガンは軽症のうちにというものだった。 まだアビガンは承認されてないけどな。 もちろん、レムデシビルもいろいろと副作用もあったりして、手放しで使えるものでもない。 新型コロナで重症患者というと、人工肺と付けてたりと、すでに危険な状態に達している状況を言うらしいので、本人の同意をどうやって取るのかという問題も残る。 場合によっては家族の同意を取ることになるが、どうやって家族と接触するかということも課題として残る。 GW中は全国的に自粛ムードで(我慢できなかった輩もいるがな)連休明けは新規感染者数は目に見えて減っている。 ここにきて、治療方法が一つ加わったとなると、先の見通しも少し明るくなうのではないかな? ただ、新薬で気を付けないといけないのは副作用。 今回は緊急ということで、十分な治験も経ていないので、今時点で知られている副作用以外にもまだ知られていない副作用があると考えねばならない。 つまり、レムデシビルの服用により、なにがしかの副作用が見られるケースが出てくるということ。 これが、ごく少数にとどまればよいのだが、多数の患者に副作用が出た場合、迅速な対応が求められる。 このときに対応を誤ると、過去に何度かあったように薬害訴訟なんてこともある。 これは、副作用自体が問題なのではなくて、副作用が多発することが予見されたのに使用を続けたとか、副作用が多発したのに使用を中止しなかったとか、主に国の対応に責任が求められるものだ。 緊急承認の裏にはそういうリスクがあることを十分に承知しておかなければならない。 こういう場合は大抵、裏でなにがしかの利権が関わっているんだけどな。 安倍政権の場合は、どうしてもそういう色眼鏡で見てしまうのだが、今回ばかりは、新型コロナの早期収束のために承認したと思いたい。 であれば、アビガンも承認されて然るべきだと思うのだが、こちらは承認する気はないらしい。 こんなことするから、何か利権がと疑われてしまうんだよなあ。 アビガンは、すでに副作用についてもかなり詳しく分かっているので、こちらも手放しに使用するわけにはいかないんだが、軽症患者のために少しでも早くに承認して欲しいところだ。 まさか、ここで収束されると今開発しているワクチンが売れないからとか思っているんだな、いますぐ考えを改めた方がいいぞ。 インフルと違って相当やっかいなやつだからな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年11月21日 18時37分02秒
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