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2023年03月18日
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カテゴリ:スキー
一言で言うと「ポジショニング」ということになるだろうか。

 ここのところの悩みではないが、意識しているのがこの「スキーと体の位置関係」だ。

 特にターンの切り返しの部分。

 後傾になるという人はやはりここを意識したいところだ。

 ここでスキーが先行しているとまず後傾と言っていい。

 ターン後半ではスキーが体よりも谷側にあるわけで、ターン前半はスキーが体よりも山側にないといけないわけだ。

 これはコンパスで円を描くことを考えたら容易に想像できるだろう。

 ターンをするには体をスキーの内側に傾けないといけないので、こうなるわけだが、これは一つのターンを見たときの話。

 ターンを連続させようと考えたら、半円をつなぎ合わせていけばいいんだが、そうなると体の位置が謎になってくる。

 一つ目のターンと二つ目のターンで体のいちがワープしてるじゃない?

 コンパスで言うと、円を描く側の脚が人の脚と考えればいい。

 支点の部分が上半身だ。

 一つ目のターンでは常に円の内側に体があることになるが、次のターンに入った瞬間に一気に体が次の円の内側へと移動していくわけだ。

 現実にはそのようなことはないので、どこかで体を次の円の内側へと持って行かねばならない。

 そうなると、単純にコンパスで円を描くというものではなくて、どこかでその円(つまりスキーだな)と体が交差するところが出てくる。

 それがターンの切り返しの部分だということになる。

 その部分でスキーは体の下に来ているというか、体がスキーの上を交差していくことになる。

 上半身がフォールライン方向を向いているとすると、ターン後半ではスキーは体の前にあり、切り返し部分で体の下にきて、ターン前半に向けて体の後ろへといくことになるだろう。

 スキー視点で考えると、ターン後半でスキーよりも後ろにあった体が切り返し部分でスキーの上を通過し、ターン前半に向けて体が前に出て行く、と。

 普段はレッスンのときも一つのターンで考えているが、ポジションを考えるには二つのターンで考えた方がいいときがある。

 谷回り(ターン前半)から山回り(ターン後半)ではなくて、山回りから谷回りでつないで間に切り返し部分を入れていく。

 そうやってイメージすることでポジションを確認しやすくなるのではないかなと思うわけだ。

 切り返し部分ではスキーは横を向いており、体はフィールライン方向を向いていてねじれてはいるが、位置関係としては、平らなところで立っている状態になるということだ。

 滑走中は斜面なので、その傾きも考慮しなければならないが、雪面に対しては平地のときの位置関係でいいと思う。

 厳密にはちょっと違うんだが、そこな考えないことにしよう、めんどくさいから。

 シーズンも終盤で終わったところもあるとは思うが、すでに来シーズンに向けてのイメトレをスタートだ。





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最終更新日  2023年03月18日 06時03分52秒
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