山海屋本舗

所用で福岡に行き、博多で１泊。

　天神近くのホテルに泊まったので、ちょっと街中を歩いてみた。

　まあ、当たり前と言えば当たり前なんだが、人が多い。

　しかも休日前でもないのに飲んでる人が多い。

　これはちょっとびっくり。

　そうはいっても、やはり平日だ。

　もつ鍋を食べようということで大通りに面したところの店に入ったのだが、予約なしでもすぐに入ることができた。

　通りに出ると屋台もちらほら出ている。

　中州あたりだけの話かと思っていたんだが、そうでもないんだな。

　中州だと飲み屋さんがわりと固まっている感じなんだが、天神あたりでは飲み屋が点在するという感じか。

　歩いていると、「ここはちょっと入ってみたいなあ」という店もあったりしてけっこう悩ましいもんだ。

　さすがに大通りから一つ筋を入るとあまり人のとおりもなく、店も混雑って感じではない。

　が、それでもけっこうな入りになってる店もけっこうあって、そういうところはこの界隈の人気店なんだろうなあと。

　もつ鍋を食べるのに入った店でちょっとショック？な出来事が。

　店員さんとちょっと話をする機会があったのだが、その店員さん、アルバイトで高校生だと言う。

　まあ、ここまでは良くある話。

　で、その店員さん、佐賀から来ているんだとか。

　まあ、こっちで下宿しているとか、寮に入っているとかなんだろうな、と。

　そのあたりを根掘り葉掘り聞くのもおっさんの悪い癖みたいな感じがして遠慮してたんだが、ショックなことがあったのはその後のことだ。

　佐賀というので、一緒にきていたのが「SAGAだよね？」って聞いたわけ。

　まあ、佐賀と言ったらアレだよなあ。

　が、その店員さんにはまったく響いてないどころか「SAGAって言うんですか？」と。

　いやいや、佐賀と言えばはなわじゃない？

　なんだけれども、「はなわって知らないんです」．．．

　．．．はなわ、知らないの？

　はなわって佐賀県民周知の人物だと思っていただけに、これはショックだったなあ。

　最近の高校生ってはなわ知らないんだ。

　博多の街中の店での出来事でした．．．