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カテゴリ:スキー
ここ数日気温が高く、雪も溶けだした模様。 道路には雪もなく、わりとスムーズにスキー場に到着。 今日はお客さんもそこそこに多く、コースもまだなんとか全面で滑れる状況。 朝一のパトロールではかなり硬いバーンでいもが転がってる状態だったので、ちょっと注意が必要だなと。 昼頃にはすっかりざくざくの雪になってたけど。 この日は午前、午後と初心者クラスを担当。 初心者クラスについてはいつも思うことがある。 できるだけ年齢者がない方がいいということだ。 実はこの日、講師の人数が足りないということもあったのだが、家族で入ってきていたので、当然のことではあるが、年齢差が大きいわけだ。 特に午前中は小さい子がいたため、あらかじめその子に合わせてレッスンを進めることで了解をいただく。 でないと、間違いなく大人にとっては面白くないレッスンになるからだ。 家族だとそのあたりの了解もとりやすいが、他人だとけっこう難しい。 まあ、たまに大人が足を引っ張るときもあるけどな。 この日は雪もずいぶん減っていて、平らなところがなくなりつつあったので、ちょっとレッスンが難しいなと感じていたところ。 ここのスキー場、正直言って初心者には優しくない。 初心者が安心して練習ができる平らな場所はないので、人が行きかう場所でやらざるを得ないときもある。 しかし、一番最初が肝心なわけで、最初に楽しめるかどうかが後に続くための条件になるからだ。 最初に楽しくないとなったら、多分次は来てくれないものな。 他にもいろいろとあって、これまでは2時間のレッスンの中で1回はリフトに乗るを目標にやっていたのだが、どうもそれが難しくなってきているようだ。 ということで、少しレッスンの組み立てを考えることにした。 午前中はスキーの道具に慣れて、自由に移動することができるを目指すことに。 斜面を上がったり下りたり。 上がるときにはカニ歩きとか、階段登行とか。 やはり、これができないと、その後はけっこう厳しいなと感じていたからだ。 下りるときは、プルークでとか、パラレルで直滑降ができるところまで。 以前はとにかく滑らせるという方針もあって、上がれなくてもある程度滑ることができたら、すぐにリフトに乗っていたのだが、けっこう難しい場面もあったのだ。 なので、今シーズンからは上がる下るに加えて方向転換も少し重点的に入れることにした。 まずはブーツだけのときにしっかりと足を動かしてもらうのだ。 プルークのスタンスを作るときにブーツだけだと相当足を開いているように感じるが、そこまで開かないと板が重なってしまうことを覚えてもらう。 方向転換も、板のトップを支点に回る方法と、テールを支点に回る方法。 これをブーツだけの状態でやってもらうと、しっかり足を開かないといけないことが分かる。 ただ、最初は「何やってんだ?」って顔してる人が多い。 まあそうだよな、まだ板を履いてないからな。 で、実際に板を履いてみると、ブーツだけのときのようにうまく足が動かないことが分かってくる。 板を履いた状態で、トップ支点、テール支点の方向転換ができるようになったら、移動もかなり楽にできることが分かってくる。 そこからは斜面の上り下り。 ここまでできたらリフトの乗る準備がほぼ出来上がる。 2時間のレッスンではここまでかなと。 次の2時間でリフトの乗り降りと、プルークスタンスで直滑降からうまくできればターンの導入まで。 今日は午前、午後ともリフトまではたどり着けなかった。 午後のお客さんはリフト券持ってたので、かなり悩むところはあったけどね。 スクールに入る側としては少しでも早くに滑れるようになりたい、リフトに乗りたいという気持ちがあるのだと思うが、先にも書いたが、ここのスキー場、初心者には優しくないので安全面を考えるとどこまでやるのがいいのかなと考えるところはある。 そんなこんなで、1日が終了。 やっぱりけっこうしんどかったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年12月31日 06時12分30秒
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