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2024年01月08日
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カテゴリ:スキー


どうも変な現象が生まれているようだ。

 スキーではまずプルークボーゲンの習得を目指すわけだが、これは「スキーをずらす」という操作を覚えることに他ならない。

 プルークスタンスを大きくしたり小さくしたりでスキーをずらす量を調節していくわけだが、これができて次はパラレルスタンスとなる。

 パラレルターンを習得するにしても、まずはずれの大きいターンからずれの少ないターンへと発展させるわけだ。

 なので、スキーの上達過程においては「ずらす」操作は必ず行ってきているはず。

 が、ここで改めて「横滑り」をするとなると実はできない人が続出している。

 まあ、レッスンを受講するお客さんは、普段そんなことしてないだろうから仕方ないなと思ったりもする。

 が、レッスンを行っている講師ができないというのはちょっとまずいのでは?と思うのだ。

 先に書いたように、プルークボーゲンからパラレルターンまで、ずっとスキーをずらす操作を行ってきているわけ。

 なので「スキーをずらす」操作はできるはずなのだが、横にずらすことができないというのはどういうことなのだろう?

 たいていは「板」のせいにされる。

 カービングスキーなのでずらすのが難しいのだ、と。

 確かに、カービングスキーはサイドカーブがきついので昔のノーマルスキーに比べてずらしにくいのは分からないでもない。

 だけど、そうは言いながらプルークボーゲンをとなるとやってるじゃない?

 ちゃんど板をずらしているんですけど?

 まあ、これは適正なポジションが取れていないというだけの話なんだけどね。

 横滑りから板をフラットにして切り返し反対側で横滑り。

 こそから少し板を滑走させることでゆるやかなターンへと。

 しっかりとポジションをとらないとできないわけで、切り替えから谷回りに向けてスキーの先落としを確認するにも実に良いトレーニングとなる。

 今はどうも雪の状態がよろしくないので、こういうときに、地味ではあるけど基本のトレーニングをしっかりできるといいのではないかと思うんだけどな。





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最終更新日  2024年01月08日 06時06分02秒
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