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カテゴリ:スキー
この日はもうかなり気合の入った1日に。 久しぶりの団体レッスンだ。 担当したのはプルークボーゲンを目指すというクラス。 小学生10人で、一応、全員がプルークファーレンからストップできるということになっている。 この情報を基に1日のレッスンを組み立てていたわけだ。 なんせ、通常の午前、午後のレッスンに加えて朝一がある。 時間的にはかなり余裕だなと思っていたわけだ。 なんせ、プルークファーレンができて、止まれるわけで、あとはターンするだけじゃない?とね。 しかし現実は違った。 リフトに乗って緩斜面コースの上まで行ったわけだが、降りるのを見ているとなにやらかなり怪しい。 なんか止まれないのがいるんじゃない?っていう疑問がわき出してきた。 それでも一列になってゆっくりと斜面を下りて行く...はずが、ブルーインパルスの下方開花よろしくちりぢりになっていき、あちこちで爆発していた... なんとか一か所に集めてプルークファーレンでゆっくりと滑っていく。 誰かがルートを外れて爆発するので、朝一はその1本で終了。 ただ、リフトには全員が1人で乗れるというのがわずかな希望の光。 ここで、作戦の練り直しを強いられるとこに。 目標は最終的に全員がプルークボーゲンができるようになること。 検定があるので、ここは必須になる。 事前に検定内容を確認していて、種目はプルークボーゲン。 ポイントとして、「プルークスタンスでターンができていること」「安全に止まれること」の二つ。 ターン弧はごく浅くでも構わない、ターンの方法は問わない、ということだ。 これはどういうことかというと、体を傾けても、体をひねってもターンにつながればよいということ。 きっちり外脚に荷重して、重心移動を行って...というのは厳しく問わないということだ。 まあ、ターンできているということはここができているってことなんだがな。 小学生なので、高学年ならある程度言葉で理屈を説明することもできるが低学年には通用しないことはすでに分かっているので、全て低学年に合わせた展開とすることにした。 にしても、まずはプルークファーレンがきっちりできないといけないので、ひたすら滑ることに。 そうしたら、だんだんと慣れてきたのか隊列も徐々に整ってきた。 午前のレッスンの最後にごく浅くターンするような形にしてみたんだが、なんとかついてくるではないか。 これはちょっと光が見えてきたなと思いつつ午前のレッスンを終了。 午後は最終的に検定をしないといけないので、ちょっと滑ったところで、検定の練習を。 どんな感じでやるのか教えておけば、本番が少しは楽になるからな。 あと、検定バーンを確認する意味もあるのでね。 しかしこの時点で半分くらいは不合格かなあ、と。 そこからまた数本滑ってみて、いよいよ検定。 先の練習の状況を見て、検定コースを変更。 ちょっと悩ましいところもありながら、なんとか全員がクリア。 小学生なので基準を甘くするというのもしたくないので、事前に基準を確認しているわけで、それがクリアできなきゃやはり不合格にしないといけないわけだ。 今回はなんとかクリアしてくれたけど、いつもこうはいかないからなあ。 ただ、普段は少人数のことが多いので、今回はいろいろと私自信学ぶところもあり、良い経験ではあったけど、さすがにしょっぱなの下方開花はきつかったなあ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月04日 06時04分06秒
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