山海屋本舗

航空機のチケットがスマホでやらないとダメみたいだ。

　よくよく調べてみると、従前の紙でも行けるみたいだけど、とにかくスマホに誘導しようとしているな。

　スマホでチェックインというのは前々からやっていることで、便利そうに見えながら、家族で行くときにスマホを持ってなかったらどうするんだろう？と思ったもんだ。

　ずいぶん前になるが、とある歌手のコンサートに行くのにチケットがスマホでとなっていた。

　親子で行くのに子どもはスマホを持っていないのでどうする？ってなったんだけど、そのときはなんかできたみたいだった。

　JRとかもICカードをスマホでというのがあるので、ほぼスマホを持っていたら移動には困らないようになっている。

　しかし、ここまでスマホに依存していいものかとちょっとした不安もあり．．．

　電車のチケットなど、以前はみどりの窓口で購入していたので、みどりの窓口がある駅に行かねばならないという面倒はあったが、チケットの購入にはけっこうありがたい存在ではあった。

　例えば、長崎まで行ってみようというときに、みどりの窓口ではいろいろと提案してくれたし、座席の指定なんかでもあれこれとやってもらえたもんだ。

　が、今は自分で経路から乗る電車から全て調べて予約をしないといけないわけだ。

　まあ、そういうのが好きなら問題もないんだろうけど、「とりあえず行きたいけど手続きが面倒だ」って人にはみどりの窓口は有難い存在だったと思う。

　最近は自動券売機にインターホンが付いていて、困りごとがあったら、インターホンで相談できるんだけど、そうなると券売機を長いこと独占されることになる。

　都市部では券売機もたくさんあるし、なんならみどりの窓口もあるので問題ないかもしれんけど、田舎の駅だと券売機もそうあるわけではない。

　その数少ない券売機を独占されると他の人が困るわけだ。

　先日、ICOCAのチャージのため駅に行ったのだが、やり方は至って簡単で一度経験しておけばそう困ることはないなと。

　ただ、初めてだといろいろと悩むかもしれんなあと思ったもんだ。

　このICOCAもスマホでできたりするんだが、その場合、クレジットカードとの紐づけが必要になるのかな？

　となると頻繁に使うのであればスマホでもええかもしれんけど、そうでないならカードで十分だろうなあ。

　最近は買い物とかでも使えるところが増えているから、そちらで使うのでもいいんだけどな。

　それにしても、ここまでスマホでなんでもとなると、いざスマホが機能しなくなったらどうするんだろうねえ。

　これって、実は今のマイナ保険証に通じるところがあると思うんだよね。

　情報漏洩とかも同じようにリスクがあるわけだし、機械側で読み取りができなかったら困るのも同じなわけだし。

　もっとも、マイナ保険証は読み取りができなくてもとりあえず受診はできるが、ICOCAを読み取ってもらえなければ別に厳禁でチケットを購入することになる。

　余分なお金を払う必要があるというのは同じだが、保険証のは後でお金が返ってくるからな。

　そのマイナ保険証もスマホでという話になっていて、これで、支払もキャッシュレス決済でとなると、もうスマホを持っていれば基本的にお金を持ち歩く必要がなくなるということだ。

　が、スマホが機能不全に陥ったときにどうするんだろうねえ。