山海屋本舗

今は車もずいぶんと手を入れにくくなってきた。

　ほとんどがコンピューター制御なもんで、バッテリー端子を外しただけでも、リセットの作業が必要になるとか。

　となると、ほぼバッテリーを外す作業は自前ではできないということになりそうだ。

　これって、オーディオ関係はまず自前では触れないってことになる。

　もっともオーディオディスプレイなんてものになると、そもそも交換するなんて話にはならないんだけどね。

　そうでなくても、本体を外すときはバッテリー端子は外しておかないといけないし。

　スピーカーの交換だけならまだそこまでする必要はないかな？

　ただね、車によっては例えば、上位グレードが８SPだけど、下位グレードは４SPというのがあった場合、その下位グレードでも８SPの配線があったりすることがある。

　そうなるとその配線が使えたりするってこともあるみたいで、そのあたりの事情が分かっていたらけっこうありがたいこともある。

　そもそもSPケーブル自体を変えようと思うとけっこうな作業になるけどな。

　そう、ちょっと前にノアで気になったのがホーン。

　多分、購入して２年になるが、先日、危険回避のため初めてホーンを鳴らしたわけ。

　そしたら出てきた音が軽自動車のホーンの音だったんだ。

　いや、軽自動車というとなんか語弊があるな。

　けど、まあそういう音だ。

　平たく言うとシングルホーンだったということなんだが、いくらコスト削減とはいえこれはないよなあ。

　せめてダブルホーンにしたいんだが、と思ってもバッテリー端子を外せないとなると、ホーンの交換ですらけっこうリスキーな話になる。

　伝送系の装備を触るときは基本的にバッテリーを外すだもんな。

　と言いつつ、その昔、バッテリー外さずにホーンの交換をしたことがあるので、まあ問題ないときもあるってことだろうけど、最近の車だとちょっと怖いな。

　というくらい、けっこう面倒な話なんだよなあ。

　こうやって、車を触れないってのが若い世代の車離れにつながってたりするんじゃないかと思ってしまうんだけどね。

　タイヤ交換だとけっこう大がかりになるけど、ホーンの交換とかステアリング、シフトノブの交換とか、ちょっとした作業でできるようなことが楽しかったりしたもんな。