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カテゴリ:柔術
最近なぜかユーチューブで第17回世界剣道選手権大会の映像が上がっている。 これは2018年に行われたものなので、もう6年前のものなのだが、なんで今頃?ともうわけだ。 男子団体決勝戦の様子がいろいろと上がっているのだが、これは日本対韓国のもの。 となると、まああまりいい試合ではないのだなと想像できる。 しかも会場は韓国。 試合が荒れないわけがないよな。 韓国もまっとうにやってりゃ強い国には違いないんだが、まあ今の剣道のスタイルではないよな。 なというか、見ていると、昔の剣道みたいだなあ、と。 昔はさ、剣道でも他相手を投げたり、脚をかけて倒したりとかあったみたいで、けっこう荒っぽいものではあったみたいだ。 言っちゃなんだが、「勝てばいいんだろ?」的な雰囲気を醸し出していて、やることはもう小学生の試合を見ているようだ、と言っては小学生に失礼だな。 そのくらい雑というか、荒いというか、ただただ喧嘩をしているかのような剣道だ。 まあね、「勝てばいいんだろ?」ってのはある意味そのとおりだと思う。 真剣でやりあえば勝った方が生き残り、負けた方は死ぬわけだから、負けた後で卑怯だとも言えまい。 結局は勝ち残った方が正義になるからな。 だけど、それは現代剣道の考え方には沿ってなくて、試合のルールにも沿ってないものが多いので、そういうのがやりたいなら他でやってくださいってことだ。 剣道に流派があってもいいと思うし、考え方はそれぞれだと思うんだが、試合となるとルールの中で争わなければならない。 正直ね、剣道のルールってけっこう抽象的なものが多いと思うんだ。 例えば一本になる条件として「充実した気勢で、もの打ちで打突部位を筋正しく打ち、残心を残す」とある。 打突部位となると、面、小手、胴、喉となるわけだが、そこに竹刀が当たっただけでは一本になりませんよってことだ。 これが柔道以上に分かりにくくしているわけだ。 あと反則もいろいろと分かりにくいものがあって、今はまだコロナ対応がされているので、鍔迫り合いは一呼吸までとかあり、お互いが十分に間合いを取るまで下がらないといけない。 引く途中で打ったりしたら反則になるとか。 なんだっけ、「公正を害する行為」とかだっけ? 分かれるときも、ただ間合いを取ればいいわけではなさそうだ。 剣道にはこう、イエスかノーかで判断できないルールがけっこうあったりして、これが分かりにくい原因になっているんじゃないかと思う。 話をン戻すが、韓国の剣道は今の考え方ではなさそうだということ、とりわけ日本が開いてとなるとその傾向が強いみたいだ。 どうもこの年は自国開催ということもあって優勝を取りたかったらしいのだが、ならばなんで普通に勝負せんかったかねえ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月30日 06時02分59秒
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