|
カテゴリ:旅行
線路保守の途中で工事車両が衝突し脱線。 復旧が進まない状況で東海道新幹線が止まった。 で、大パニックに。 このときほど情報管理の重要さを感じることはないだろう。 JR東海は確か、当初は午後には復旧の見通しと言ってたはずだ。 それが結局、終日運休となり、日付が変わっても未だ復旧していない状況だ。 東海道新幹線が止まったらどうなるかというと、実は理屈の上ではさほど問題ないはず。 時間がかかるが北陸新幹線で敦賀まで出てサンダーバードで大阪という手もあるし、中央本線で長野を経由し特急を乗り継ぐという手もあるし、羽田から飛行機で各地へという手もある。高速バスはある。 代替手段はあるのだが、すぐにそうできないのは情報管理にある。 午後には復旧と言われると、それでどうにかなる人たちは待つだろう。 午前中にどうにかしたい人はもうその時点でほぼどうにもならない。 で、午後からの人は復旧の見込みなので、予定通りというか多少遅れても新幹線でとなるだろう。 浜松までは運転していたようなので、そこまで行って先を東海道線でというのもありかもしれない。 いずれにしても、すぐに判断ができない状況にあったことは分かる。 そして、代替手段をとなったときに、当然のことながら大勢の人が動き出すので、そちらも大混乱となる。 まあ、名古屋まで新幹線が最短なので、もし代替手段を講じた直後に動き出したらと思うんだろうな。 そして、仮に満席状態としたら新幹線1編成でどれだけの人が乗っている? 1両に100人として1,600人が乗る予定なわけだ。航空機ではジャンボでもこれだけの人を乗せるには3機程度が必要。 ANAが臨時便を出していたけど、焼石に水ということだ。 運休したのは1編成だけではないからな。 その他の路線も臨時便を大増発しないととても追いつかないわけだ。 このときに情報が適切に管理され発信されていたなら、混乱はもう少し小さくなっていただろうな。 JRも利用者まかせではなくて、代替手段に関する情報をもっと発信するとかできないのかな? それは利用者の責任だろう?と言わればその通りなんだが、大混乱で困るのは利用客だけではあるまい。 しかし、これを見ると石丸伸二が訴えていた東京一極集中の解消というのは確かに必要だと思うがどうだろう? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月23日 05時59分39秒
コメント(0) | コメントを書く
[旅行] カテゴリの最新記事
|
|