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カテゴリ:バイク・車・自転車
車のシートベルト着用が義務化されてずいぶん経つけど、どうも後席についてはまだ着用していないケースがみられるようだ。 が、チャイルドシート、ジュニアシートに関してはどうなんだろう? 今回、バスと乗用車の衝突で7歳と5歳の子ども2人が亡くなる事故が起こったのだが、どうやらこの2人の子どもはシートベルトを着用していたそうだ。 ちなみにチャイルドシートは「3歳、100cm、15kg」、ジュニアシートは「6歳」というのが基準になるようだ。 が、140cmまではジュニアシートの着用を推奨しているようだ。 というのも、シートベルトが140cm以上を想定して作られているからなのだとか。 となると、今回の事故においては、5歳の子どもがシートベルトというのはアウトだが、7歳の子どもについてはOKになるようだ。 問題は、その7歳の子どもがどのくらいの身長だったのか? 最近の子ども事情を見ると、身長が140cmとなるのはだいたい小学校の4、5年生あたり、つまり10歳くらいってことになる。 6歳で140cmを超えている子どもってそうはいないだろう。 となると、7歳の子どもであってもジュニアシートに座らせた方が安全ということになる。 法的に問題ないからというのは、まあそのとおりなのだが、やはり小さい子どもにとってはシートベルトはまだ体にあっておらず、いざというときに変なところを締めてしまうことになりかねないということだ。 今回の事故はかわいそうではあるが、まだシートベルトを着用させていたというだけマシなのかもしれない。 最近はまあ減ってきたとは言うものの、いまだに後ろが野生の王国状態の車を見かけるからな。 後ろから見ていても、子どもの頭が自由に動き回っているし、リアウインドウから子どもの顔が見えるし... しかし、運転手もよくこんな状態で平然と運転ができるなと、ある意味感心するんだがな。 車はどうしても成人を基準に作られるので、子どもをそのまま乗せるには無理があるのは否めない。 昔はシートベルトの着用も厳しくなかったし、そもそもチャイルドシートなんてものもなかったし、なんなら小さい子どもは親が抱っこして乗ってたくらいだし。 でも、今は法的にも子どもの保護のためにチャイルドシート、ジュニアシートの着用が義務付けられており、年齢というよりは体にあったシートの選択が必要となる。 今回のような事故でどこまで守れるかは分からないが、やはりチャイルドシート、ジュニアシートを使っていれば、また状況も変わったかもしれないわけだ。 まあ、チャイルドシートも数万円はするし安いものではないが、数百万円の車を買うなら当然チャイルドシートも予算に入れるべきだな。 せめて、キラキラのホイールを買える予算があるならチャイルドシートを選択してほしいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月20日 06時04分17秒
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