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カテゴリ:スキー
そろそろ涼しい気候になってきて、来月にはスキー場もオープンするという話も出てきて...
ということかどうかは知らんけど、以前書いた話が浮かび上がってきていて、シュテムターンからパラレルターンへの導入について書いてあった。 というか、肝心のパラレルターンへの導入の部分が書かれてなかった。 そのときに書いていたのが、「シュテムターンは斜滑降から脚を開き出してボーゲンでターンして...」とあり、これではいつまでたってもパラレルターンにならんよね、という話だったわけだ。 確かに、このアプローチではいつまで経ってもパラレルターンにはならない。 ターン開始で脚(これは外脚のことだな)を開き出して外スキーに荷重してターンしていき、ターンマックスを超えたところから内脚を閉じながらうちスキーを外スキー側に引き寄せていって斜滑降に、ということになる。 このときに二つの視点でみることができるんだが、スキーエッジの切替と、重心移動ということになる。 エッジの切替という視点で見ると、まずは外スキーのエッジを外側から内側に切り替えてターンに入っていき、ターンマックスを超えたところから内スキーのエッジを内側から外側に切り替えてパラレルスタンスになり斜滑降へと進む。 重心移動という話でいけば、ターン開始のときにスキーの山側にある重心を外スキーを開き出すことで、両スキーの間に移動させ、ターンマックスから内スキーを閉じながら再び山側へと重心を移していく、と。 これをスキーの交互操作なんて言ったりするわけだが、シュテムターンは交互操作でターンを行うことにより、安定したターンができるということだ。 対してパラレルターンは両スキーの同時操作が必要なわけで、シュテムターンからパラレルターンへと発展させる場合、交互操作から同時操作へと変わっていかなければならないわけだ。 これは多分、重心移動の視点から考えた方が分かりやすいかもしれないな。 そのときにスキーはパラレルスタンスにして、広めのスタンスとする。 その状態で斜滑降を行い、山側にある重心を徐々に谷側へと移していくと、まずは山側のスキーのエッジが切り替わって、重心は両スキーの間にくる。 そこからさらに重心を動かしていくと、こんとは谷スキーを超えて谷スキーもエッジが切り替わり...倒れる。 まあ、これをターンしながらやるとうまく重心が切り替わるんだけどね。 この交互操作から同時操作への発展がシュテムターンからパラレルターンへの発展になるわけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年10月14日 06時08分50秒
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