不信任案可決
兵庫県知事に対する不信任案が可決された。 これを受けて、県知事は辞職するか、議会を解散するかの選択をすることになる。 どちらも選択しなければ、10日を経過すると失職する。 しかし、知事は辞職する気はないらしい。 まあそうだよな、本人としてはなにかまずいことをしたという認識はないのだから。 今回の場合、知事のパワハラ、地位の乱用が理由になるのかな? というか、そのあたりはぼかして、県政の停滞を理由にしているようだ。 まあ、それが一番無難だろうなあ。 パワハラとかだと、本人としては「そんなことやってねえ」だもんな。 だけど、百条委員会が開催されるなど、県政が停滞しているのは事実。 知事としては辞職して出直し選挙という選択もあろうかとは思うが、辞職すると、パワハラ含め認めたことになってしまうからいやなのか。 別に、県政の混乱を防ぐという理由で一旦辞職し、改めて身の潔白を訴えて選挙戦にという手もあろうかとは思うのだが、その選択をするには時期を逸してしまったかもしれないな。 それなら、不信任案が出される前に辞職すべきだったな。 今となっては完全対決しかないかもしれん。 そう、議会の解散だ。 だけど、これは本人にとっても背水の陣となる。 議会を解散して、新たな議会が不信任案を出さねば、あるいは出しても可決されなければいいわけだが、そこで不信任案が再び可決されたときはもう、出直しとかいう段ではなくなってしまうからな。 この10日で方向が決まるわけだが、逆に言うと、この10日間、早く決断しないとそれだけ県政が滞るわけだ。 もちろん、日常的な事務は回るだろうけどさ。 補正予算は通ったみたいなので、もうそれでよしとして辞職した方が潔いのではないかなあ。 その上で、出直ししたければ、選挙に出たらええんでないかい?