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男性更年期障害の話、続く。
(1)性欲(セック スをしたいという気持ち)の低下がありますか? (2)元気がなくなってきましたか? (3)体力あるいは持続力の低下がありますか? (4)身長が低くなりましたか? (5)「日々の愉しみ」が少なくなったと感じていますか? (6)物悲しい気分/怒りっぽいですか? (7)勃 起力は弱くなりましたか? (8)最近、運動をする能力が低下したと感じていますか? (9)夕食後うたた寝をすることがありますか? (10)最近、仕事の能力が低下したと感じていますか? このアンケートに3つ以上「はい」がついたら男性更年期障害の疑いアリで、とりわけ私は(2)と(5)と(6)に当てはまるかもしれないが異論なきにしもあらず、ということで進行している。 (1)と(7)についてどうかはおいておくとして、今はとりわけ「怒りっぽいですか?」への自己弁護つまり言い訳をしている最中である。 そもそも男性更年期障害とは、ストレス起因による男性ホルモンの低下がまねく症状で、つまりは、男っぽくなくなり、オンナ男のようになってしまう症状だと認識している。 怒りっぽいというのは、女性におけるヒステリー症状のようになることを想定して、それが男性ホルモンレベルの低下としているものだと思われる。 一方では元気がなくなることが男性的ではないとする価値基準があり、もう一方ではよく怒るとこれまた男性的ではないといわれる。元気じゃなくなれば起こる気力も失われてしまうような気がするけれども、どうなんだろうか。すくなくとも私は、なにかに怒っているときには、興奮と冷静と理性と感情とがいっぺんに覚醒する。このようなときが最も自分自身、生きているということを感じる。 男であれ女であれ、更年期を関係なくしても、我々はもっと怒ってもいいんじゃないかと思っている。 怒るということは、前にも述べたように、怒りの感情を外に出して表現するということである。 外に排泄されることなく溜め込まれたストレスが更年期障害の原因とするならば、ストレスを食った端から出せばいいだけのことだと思わなくもない。 ただ、怒りを発散される側からしてみたらたまったものではないという理屈ももう一方には存在していて、たとえどんなに非があって怒られたとしても、怒って人を不愉快にさせているような人はきまって陰口をたたかれたり軽蔑されたり、性格異常者のようなレッテルを貼られたりする。それを嫌って怒らないようにするのが美徳という考え方の経典というか象徴が「マナー」である。 「マナー」という単語の薄ら寒さや厚かましさを語ると3日あっても足りないので割愛するが、ようするにマナーも自我防衛装置のひとつであり、マナーがいいか悪いかという価値は社会に横溢していて、それに反する行為や言葉を悪とするための大義名分であるにすぎない。 くそくらえ。 若者の元気さは、マナーとかあるいはルール・規律のようなものへの反発、マナーやルールが象徴している「大人」やオトナ的な何かへの反発が原動力になっているはずだ。少なくとも私はそうだった。 オトナ的な何かをどうにかしてやりたい方向に向かって怒っていたかもしれない私はいつのまにかオトナ側にまわってしまっていて、ときには若者の反発を受けるようなこともあるかもしれない。でもすくなくとも私は、マナーやルールを後ろ盾にしたりはしない。 話がそれまくっている。 気をとりなおしていよいよ来週は、(1)と(7)にあてはまるかどうか、自分を問いただしてみたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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