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日に一度ぐらいは震度3ぐらいの余震があって、その前後にも揺れてるんだか自分が揺れてるのかもしれないんだか、酔っぱらってるだけなんだかわからないようなグラグラした感覚があって、そのあげくに気分悪くなってきて嘔吐しそうになったりして、大正漢方胃腸薬を飲んでみたりして、起きてみて気分がいいかなと思うと下痢になっていたりして、地震のせいなのか飲みすぎなのかよくわからないような体調不良が続いているけれども、今日は買い物に出かけた。
漬物の中ではしば漬けがとりわけ好きだが、しば漬け以外の漬物の種類はよくしらない。器に入れてちょっとだけつまんでラップをして冷蔵庫に戻して保存するわけだけど、ちょっとだけつまむごとにラップを10センチ程度消費するのはなんとなくもったいない気がしていて、タッパに入れて保存するのがベストかもしれないのだけれども、それだと食卓におけるみてくれが今ひとつだから、フタ付き和風食器のような、デザインと機能を兼ね備えた食器を探しに行ったわけだった。 オレの前にはトイレットペーパーの所在を気にしている家族がいて、その目線を追うと棚はスカスカで、家族はちょっと落胆していた。棚にはトレペのかわりにキッチンペーパーが置いてあって、落胆した家族はそのキッチンペーパーをカゴに入れていたけれども、はたしてキッチンペーパーでけつがふけるんだろうかとか、けつはふけるんだろうけど水に溶けるんだっけとか考えながら、しば漬け用の食器を探した。思うに食器は小さいほどよい。必要な量だけがきっちりおさまるのがよい。大きな皿に1切れだけ残ったやつはカスとみなされるが、器が小さければそうはならない。 トイレットペーパーが品薄であるという状況証拠を目の当たりにしたオレはその裏づけをすべくトイレットペーパーを売っている店を探した。なんとかというドラッグストアには「トイレットペーパーの在庫0」という張り紙がしてあって、棚には紙おむつしか残っていなかった。その後サミットにいってワインを買おうと思ったけど、いつものボンルージュ2L(メルシャン)がなかったから、あきらめてバタピーとにんにくラー油だけ買った。サミットにもトイレットペーパーはなかった。ちなみに卵も納豆もなかった。ちなみに、ちょっと前までにんにくラー油も品薄だったと思うが、これに限っては今日はあった。納豆のかわりに、ごはんにかけてたべようと思う。 うちのトイレットペーパーはあとどれぐらい残っているのか知らない。いざとなったら新聞紙でもけつはふけると思うが、流れてくれるかどうか、それだけは心配ではある。 非常事態にトイレットペーパーがなくなるのは一体どういうことかと考えてみようとすると吐き気がしてくる。売り切れるほど殺到する客の群れとその卑しい心理は軽蔑に値する。 ただオレもこのとき、1個だけぽつんとトイレットペーパーが残っていたら、なんだか得したような気持ちになって、喜び勇んで必要あるなしにかかわらず買っていたかもしれない。オレの面目は今日トイレットペーパーが一つも売られていなかったことで保たれたにすぎない。明日はわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.03.20 20:31:20
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