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Yahoo将棋のレートが1500台になった。
1300~1499が初級者で、1500~1699が中級者という位置づけになっているらしい。 ログインしているユーザーのリストには1499までだったときには青で表示されいた名前が、ピンク色に変わった。中級者のイメージカラーはなんとなく黄色だが、それだと見辛いためにピンクなのだと思うがそんなことはどうでもよい。とにかくレート上は中級者に昇格したわけである。 とはいえ中級者を相手にするとなかなか勝つのは難しく、たまに初級者のレートに戻ったりすることはある。レートを上げるためにこのネット将棋をしているわけではないから、点数としてのレートが下がることにはこだわりはないけれども、下がるということは負けているわけだから、嬉しいわけもなく複雑ではある。 1498点ぐらいだったときに1900点台のプレイヤーと対戦した棋譜をのせてみる。 結果的にボクが勝ったので、上級者の証であろう1900点台というレートを持っていること自体がアヤシくも思われる。初級者狩りをして稼ぐとか、コンピュータ将棋でカンニングしたりすれば点数は上がるかもしれないから、実力が伴わないレートだけの上級者はいるだろう。 ■今週の棋譜■ 石田流三間飛車の本がブックオフで100円だったから買ってきてそれをベースにした戦法で最近は対局している。 「振飛車(ふりびしゃ)」という、飛車を左側に寄せる戦法はなんとなく好きではなかったのであまりつかわなかったのだけれども、「居飛車(いびしゃ)」にこだわっていても勝てないものは勝てないので「四間飛車(しけんびしゃ)」から習いだして割と戦えるようになってきたけれどもやっぱりあまり面白くないから次は「石田流三間飛車」に挑戦中なのである。 「三間飛車(さんげんびしゃ)」は、角の隣の位置に飛車を振る振飛車戦法の一つであるが、「石田流」とつくとちょっとかっこよくなるだけではなく、対抗手段を知らないとはめられてしまう奇襲戦法でもあり、初心者をたぶらかすにはもってこいの戦法でもある。 ただし的確な反撃手段を知っている相手には通用しないどころか、見事な返し技を決められてしまうといういわくつきの戦法であったりもする。 相手はレート1900ということもあり腕に自信があったのだろう。 石田流の奇襲を防ぐ最も簡単な防御手段は、後手が4四歩として角の道を止めてしまうことであるが、このときの相手はそれをせず、石田流で仕掛けてこいという態度を示した。 さすがにレート1900の懐に丸腰で飛び込んでゆくような無謀さは発揮できなかったものの、角交換からの急襲をみせつつ、返し技をけん制する「升田式」も取り入れつつ駒組を進めていくと、相手もそれにつられたのか受け気味な、どちらかというとのびのびとしていないような戦い方になっていったようだった。 (余談だけれども、石田さんは江戸時代の棋士で、升田さんは昭和30年頃に活躍した棋士。 石田流を改良した「升田式石田流」は当時最強の戦法と謳われ大いに流行したそうな) 30手目ぐらいまでは、主導権を握っているようでも、先手(ボク)側にこれといった仕掛け手段はなく、なんとなく王様を囲ってみたり端歩をついたりするしかなかった。 33手目の7七角を見てどういうわけか後手が仕掛けてきて戦端が切られた。 40手目の後手3一角を見てオレも仕掛ける。 それから結果までの応接はちょっといまいちなところもあるけど、このレートにしてはなかなかいい戦いができたんじゃないかと思っている。 結果として勝てたのでこうやって自慢げに棋譜を世に出せることになって、ボク本当によかったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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