カテゴリ:カテゴリ未分類
コンピューターアレルギーが発症した。
コンピュータアレルギーというと、パソコンとかの使い方に疎かったり操作など苦手だったりして、見るのも触るのも嫌というような、批判的精神や、反対の意思表示を指す言葉いう印象が強いけれども、オレのはそうではなく(いやあるいは潜在的な仕事嫌いから無意識に生じているものかもしれないけど)、パソコンのマウスやキーボードに触ると、主に手とか身体のどこかががかゆくなるというような、肉体的なアレルギー反応の症状が出ているのである。携帯電話や携帯ゲーム機など、なにか電気が通っているものであれば、のきなみ同じような症状が現れる。 感覚としてはちょっと「ぴりぴり」する。電気が通ってなにかしびれるような感じである。それが続くと痒くなる。ちょっとしびれている感覚を、たぶん身体が勝手にかゆいと判断して「かゆい」と脳に信号を送る。ときには部分的に赤くなったりして、身体が勝手にかゆみに対抗する。 オレは金属アレルギーでもあるが、ひどいときには金属を触っただけで「ぴりぴり」なることがある。このときの「ぴりぴり」はたぶんアレルギーを知らせるための警告のようなものであり、厳密にいうとコンピューター機器を触ったときの「ぴりぴり」とは性質が違うような気もする。しかし結果として、脳に「かゆみ」として送られた信号を身体が処理するという働きになる点において両者の症状は一致しているともいえる。 1か月とか2か月前とか、ごく最近発症した。 両手の手のひらの中央がなんだか荒れてきて、非ステロイド系の抗炎症剤を塗ってもなかなか治らず、というような状態でいたときにふと、パソコンを使う手が、かゆみをともなうしびれにおそわれた。 この症状自体は、2年だか3年ぐらい前に一度経験したことがあり、それは手全体が、やはりアレルギーでかぶれたようになったときに現れたもので、ステロイド剤を塗って完治させた後には、ぴたりと止んだ。ちなみにそのときの発症の原因は、PSPのやりすぎであった。 今回も同じようにステロイド剤を使うことを考えた。前回処方されたステロイド剤がわずかながら残っており、その使用期限が2011.11 であったのは幸いであった。薬を塗って2日程度経過したら荒れは収まった。さすが劇薬ステロイドである。ちなみにステロイド剤を多用するのはよろしくない。ステロイド成分は体内でも生成されるが、ステロイド剤に頼り続けると体内で生成される量が減ってゆくそうなのである。 手のひらの荒れは治まったが、コンピュータをさわって起こる「ぴりぴり」感は治まってはくれなかった。 PSPとかゲームはやらなければやらなくても済むといえば済むけれども、パソコンや携帯はそういうわけにもいかない。特にパソコンは仕事では欠かせない。 このぴりぴりが長引くと、また手のどこかが荒れてくる。 湿疹が出て、やがてやぶけて透明な汁が出て、その汁はおそらく細菌を含んでおり、手のあちこちに「飛び火」しては湿疹や水疱を拡大させる。湿疹が発生するや否や、大げさではあっても、絆創膏を貼って飛び火を未然に防がなければならない。 さて「コンピューターアレルギー」というアレルギーが一般的なのか、ネットで調べてみた。 調べてみたものの、このようなアレルギーはあまり浸透していないらしく、有用な情報は取り出せなかった。ただし、パソコンなどの電子機器が、アトピー性皮膚炎に作用するストレスの一因であるという一部の医者先生の見解が載っているサイトを見つけた。それによれば、かゆみの原因になっているのは細菌であり、細菌を殺すにはやっぱり抗生物質しかなく、そのためには病院へ行って処方箋をもらってこなければならない、という結論に達した。ステロイド剤だけを塗っても、細菌までは殺してくれなかったようである。確かに前回も、飲み薬を一緒に処方してもらったような気もする。おそろしいことにそのサイトには、脂肪肝がアトピーに影響するということも書いてあった。小児を対象とした話ではあったが、脂肪肝→アトピー性皮膚炎という図式かと思うと心当たりがなくもないからぞっとする。知らなかったことにしておこう。 コンピュータを触るとぴりぴりくるというのは、これはいわゆる、電磁波アレルギーともいえなくもない。電磁波アレルギーがただの迷信であるとか、電磁波アレルギーと電磁波との間に関連がないことを証明した実験結果があるとか言われているけれども、少なくともコンピューターアレルギー体質なのはここに少なくとも一人はいて、機械からはなんらかの電磁波がきっと発せられているのだろうから、電磁波アレルギーは存在するとしてもよいだろう。 というようなことをwikiで調べつつ結論づけようと思っていたら、チョコレートアレルギーなるアレルギーが存在するらしいこともわかった。チョコレートにはニッケルという金属アレルギーの原因物質が含まれているらしい。そういえば最近、チョコレートをよく食う。それは禁煙したことが少なからず影響しているが、そんなアレルギーがあるとは知らなかった。はたしてこれもコンピューターアレルギーの一因なのだろうか。 無添加の石鹸は、いうなれば気休めである。 無添加以外のものを体につけないというわけにはいかないから、せめて出来る範囲で気を使ってみたり、誰かに気を使ってもらったりしたいだけであり、使ってもらうぶんには大歓迎なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|