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昨日、提案し続けてきたプロジェクトの3回目か4回目かのプレゼンを行い、反応はすこぶるよくて部長クラスはあっさり決断し、いよいよこれまでの努力が成果として実って、オレも客先の担当者も大喜びし、周囲も祝福してくれた。
ところが今日、やっぱり細々と今までのようにやらざるを得ない方向に転がるかもしれない、というふうにトーンダウンして、昨日の喜びがあった分、落胆までの高低差が激しく余計に落ち込んだような気持ちになった。 プランAはプロジェクトとして人員を投入し、早期に問題を解決するパターン。 プランBはプロジェクト分の仕事をオレの労働だけで均し長期化させるパターン。 昨日傾いていたのがプランAで、今日になってぶれた挙句に浮上したのがプランBなのはいうまでもなく、プランBは追加のキャッシュフローが発生せず、問題の解決も先送りになり、誰にとってもよいことがない。 プロジェクトが解決すべき問題の一つにはコスト負担もあり、負担分を節約したほうがいいというのは全員が共有した認識であったが、一夜明けてみて「今期絶対にやらなければならないシズル感に欠ける」という意見が台頭してきたのだった。 オレが業務委託を受けている分も客にとってはコストであり、ずっとそのコストがかかるのであれば枠内でやるべき、という理屈もうなずけるが、コストのことを気にして問題を先送りしていることを棚に上げているだけである。 このことは客先の話で、客の担当者も同じ気持ちでいるようだけれども、オレとは身内ではないからストレートには言わないし、オレもいうべきことといわなくてもいいことの区別には慎重になっている。手のひらを返され落胆したとしても、落ち込んだり、ぐちの一つもこぼしたりはできないのだ。 自分の会社に対しても、言い訳したりぐちぐち言ったりしない。この案件が実れば(お金の流れを生めば)会社にとってももちろんオレにとっても嬉しい限りだが、実らなかったとしてもただ売上が上がらないというだけで、特に怒られはしない。立場的には技術者であり営業ではないからだ。少なくとも表だっては期待されていないということになる。 つまり本件に関してオレは極めて孤独な状況下にあり、身内にも客にも誰にも愚痴をぐちぐち言えないので、ここでこうして書いているというだけである。 あー飲みにいきたい! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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