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園芸を始めてみた。
構想ではきゅうりかなにかの苗を買ってきて、鉢とか土とか肥料をとかをごにょごにょやってプラントを構築するような作業をイメージしていた。きゅうりを題材にしたのは、近所のホームセンターにいってみたときにそれしかなかったからで、先週から他の園芸店を探してみて回ったりして、なにから手始めに取り組むべきか真剣に考えていた。 仕事でもこれほど真剣に探究心を持って取り組めばいいという話だけども、取り組むべき仕事が固まったので、すくなくともあと3か月ぐらいはなにも探究しなくてもよい。仕事は仕事で一生懸命やって、仕事以外の時間にどうリラックスするか考えたときに、植物的なものを見たり気遣ったりするのは悪くないんじゃないかと思う。 とはいっても、リラックス目的で園芸を始めようと思ったわけではない。 はす向かいの家の夫婦が夏休みに旅行にでかけるにあたり、庭の植木の水やりを依頼された。最初は面倒とも思ったが、ひきうけた以上、あずかった植木を枯らしてしまうようなことはあってはならず、できるかぎり生き生きとさせて引き渡したいという欲求も生まれた。いざみずやりを始めてみるとこれが予想以上に楽しく、毎日枯れてはいないかとか、育ちすぎてしまったらどうしようとか考えながらの観察も悪くはなかった。 はすむかいの夫婦が旅行から帰ってきたときの成果としては結果としてなんとか現状維持は保てたようで、形式としてではあろうけれども感謝の言葉と旅行の土産をいただくことができた。 小学校だか中学校だかの夏休みの課題として、鉢植えの花を持って帰って育てるというのがあったことを思い出した。去年死んだじいさんに鉢植えごとあずけたまま何もせず過ごし、夏休み明けに学校に持っていったら他の誰の鉢よりも立派に育て上げたという評価をもらった。ちょっとだけ後ろめたい気持ちと、じいさんやるなあとかいう誇らしげな気持ちも抱いたものだった。何の植物か忘れたが、高く太く伸びた茎から色艶のよい葉っぱが豪快にこぼれるほど生えていてバランスがよく、今になって思えばちょっと芸術的な仕上がりだったのかとも思う。 近所の園芸店に立ち寄った時点では何を買うかまだ決まっていなかった。 葉ぶりの美しさや鉢の大きさ、値段等の観点で物色したが決め手はなかったが、「幸福の木」という名前にくぎ付けになった。850円。値段も悪くない。鉢や土が一体になっているのも簡単でいい。買ってきてみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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