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カテゴリ:中国の日本人
あれは「北京メディアの会」でのこと。
PR会社勤務のMちゃんと、産経の敏腕記者・福島香織さんと 同じテーブルを囲んでいたとき、Mちゃんが言葉を発した。 「ところで、よーこさんの送別会ってどうするの?」 よーこさん。 おととし夏に出会ってから北京生活をことごとく盛り上げてくれ、 かつ北京屈指の気になる女、そしてイケてる女だった彼女が突然、日本に帰国することになった。 数日前からこのニュースは北京にいる少なくない日本人の間を駆け巡った。 付き合いがあった人にとって、これは一大事。 盛大に見送らなければならない! ということで、その場に居合わせた女3人で 「よーこさんを送る会企画委員会」を緊急発足させる。 胡同の中にある隠れ家スペインレストラン「蔵紅花(Saffron)」に ちょっとだけおしゃれして、よーこさんと交際のあった人たちに集まってもらう。 貸しきった2階のフロアは、座るところがないくらいぎっしり。 広告系あり、報道系あり、女優さんあり、IT系あり、はたまた美容系あり。 並んだ顔を見るにつけ、たった1年余りしか現地にいなかったにも関わらず、 これだけの面々に愛され、惜しまれて北京を去るよーこさんって、 やっぱりタダモノじゃないと思う。 私自身、限られた時間の中で、よーこさんとめぐり合えた幸運を本当にうれしく思う。 思い出してみたら、私とよーこさんが一緒なときって、 ほとんどマッサージ屋かエステで寝そべっていたような。 大体私が仕事の相談があって誘うのだけれど、 そこで彼女から仕事に関する衝撃的告白がある。 例えば「日本の会社を辞めた」とか、「上海にビル借りた」とか。 で、大概彼女は「これ、まだ内緒だからね」と付け加えるので、 そうか、じゃあ誰にも言わないよと答えておくのだけれど、 翌日になると自分のブログに書いてしまう。 「全然内緒じゃないやん!」と思うのだが、 そんな秘密を隠せない正直なところがよーこさんのとってもかわいいところでもある。 蔵紅花は、北京だと忘れてしまうくらい雰囲気がよくて、相変わらず料理はおいしい。 よーこさんや愛娘のTちゃん、素敵なだんなさんのWさんにも喜んでもらえたみたい。 確かによーこさんが北京からいなくなるのはちょっぴりさびしいけれど、 日本に一時帰国する楽しみが増えると思うと、 なんだか一層わくわくしながら東京へ行けそうな気がする。 それはよーこさんという人が世界中を飛び回りながら、 どこにいても自分の存在感を失わないからだろうし、 一方で私自身が、幾度となく中国と日本の間を往復し、 WEBを利用する中で、空間的距離を距離として感じなくなっているからかもしれない。 そういう意味で、今この時代に生かされている事実に感謝しなくちゃという気持ちになる。 どこへ行ってもよーこさんの周りに素敵な人たちが集まりますように。 そしていつまでも大切なご家族と幸せでありますように。 以下、このブログのよーこさんに関するエントリー。 http://plaza.rakuten.co.jp/xiaomi/diary/200506090000/ http://plaza.rakuten.co.jp/xiaomi/diary/200608290000/ http://plaza.rakuten.co.jp/xiaomi/diary/200607200000/ http://plaza.rakuten.co.jp/xiaomi/diary/200609250000/ http://plaza.rakuten.co.jp/xiaomi/diary/200611160000/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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