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カテゴリ:中国人という人たち
仕事でPCに向かっていると、これ以上ブログを書くためにPCに向かう意欲がなくなる。
さらにお金も入ってこないのに、気が付くと異常に忙しい。 25日の晩にチャリティーコンサートの司会をすることにしたら、 ボランティアであるにもかかわらず、簡単にできる準備でもないことが発覚して、 当日は分刻み行動。 翌日の研修準備もできやしない。 つくづく用事はどうしてコンスタントにやってこないもんだ、集中豪雨型だなと思う。 さて。 そんな中、失敗もありながら、どうにかコンサートの司会は終了した。 そして舞台の袖にある私と同時通訳の女性の座席で、 荷物の整理をしていたところ、一人の女性が近づいてきた。 「あなたの司会はすばらしかったわ!私、あなたと友達になりたいの!」と言って、 名刺を差し出してきた。 彼女、90年ごろに流行したようなロングウェーブは さらにカラーリングしていて、口紅は真っ赤、 黒のラメラメニットの下には、黒地にビビッドカラーの花柄スカートを履いている。 中国ってバブルって象徴する感じの女性だ。 そして身長165cmある私が見上げるくらいに背が高い。 ほんとうに見上げるくらい。 絶対東北人だ。 なんだかそんなに感激されて、名刺もくれるのだからと思って、 こっちも名刺を出して交換した。 「じゃあ、何かあったら名刺のアドレスに連絡するわね。とってもうれしいわ!」 とか言って、彼女は手を振って帰って行った・・・と思われる。 夜も既に遅いので即帰宅し、ほぼ手付かずだった翌日のセミナーの準備をしに机に向かう。 すると、携帯にショートメッセージの着信音が。 開いてみたら、こんなのが。 今夜のあなたの司会は本当にすばらしかったわ! あなたは私があった中で一番衝撃を与えた日本人の女性 (※ただし原文は「女孩=女の子」。私、もうそんな歳じゃないけどさ。)だわ! あなたと出会えて本当に幸せ! ・・・すごい熱烈な文章だなあ。 それもまだ別れて30分も経ってないのに。 夜も遅いし、私は翌日の準備で忙しくて返事するどころじゃないので、 そのまま放っておいた。 そして翌日朝。 セミナーの準備をしに、自宅を出て歩いていたら携帯が鳴る。 知らない携帯番号だったので、誰かと思って出たら、 「こんにちは!きのう会った○○よ。 本当に昨日はすばらしかったわ」。 おい、彼女だよ! そして続けて、 「ねえ、今晩時間ない?一緒にご飯を食べましょうよ!」 ・・・はっ? ちょ、ちょっと待ってよ。いきなり今晩ですかっ??? 本当に既に用事があったので、 「今晩は用があってダメ。しばらく忙しいから、こっちから連絡します、 ごめんなさい~」と言って電話を切る。 昨日の今日ですよ。あんまりにも反応が大きすぎるぅ~。 正直申し上げて、私はこの手の押しの強い人が苦手である。 押されると、ドン引きするタイプである。 親しくても多少の距離がないと息が詰まって、発狂しそうになってしまう ドライな日本人なのである。 今までも名刺交換して中国人からいきなりショートメッセージが来たことはあったものの、 「個展を開くので遊びに来ませんか?」とか、 「仲間とボートに乗るんだけど、一緒に来ない?」とか案外普通の反応だったので、 こうした強襲にはいまだ免疫ができていない。 多分彼女には悪気は一切ないんだろうけど、 中国人にありがちなこの攻勢が私にとってはこわいーーぃ。 でも、このまま放っておくのも失礼なんだってのはわかっている。 何とかせねばー。 その日会った人たち、日本人にも中国人にもこの件を話したら、 「一緒に食事に行くことになったらついていきますよ、 多分、誰かがいたほうが場がなごむと思うし」との申し出が。 えーん、ありがとう。 私はやっぱりこういうソフトなタイプの人たちほうが安心かも。 そして今朝メールボックス開けたら、今度はメールが入っていたよ、彼女から。 やっぱいい加減連絡してやらんといかんなあ。 たった1回日本語で司会したくらいで、こんなファンがついてしまうんだもん、 全国的なオーディション番組「超級女声」でも「加油!好男児」で 瞬く間にファンクラブができるのも中国じゃ道理なのかも。 恐るべし、中国人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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