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カテゴリ:中国人という人たち
いやあ、だいぶ中国人が分かっていたつもりだったんだけど、
こうして切り口を変えて接してみると、 まだまだまだ「あ、そーなんだ!」という発見がある。 秘書技能検定講座7日目。 この日のテーマは「来客応対」「電話応対」「会議の知識」だったのだが。 さてさて、ここで秘書検定問題を一問。 Q.次は秘書A子が先輩秘書から、 受付で来客から名刺を受け取る際の留意点として 教えられたことである。 中から不適当と思われるものを選べ。 1.名刺の肩書きが書かれていても、確認する場合は、肩書きを言わず 会社名と氏名で確認する。 2.名刺を受け取ったら表面だけでなく、裏面にも何かかかれていないか、 その場で確認する。 3.会社名や氏名の読み方が分からなかった場合には、その場で読み方を確認する。 4.予約客で名前が分かっていても名刺の名前と氏名を確認する。 5.名刺は両手で受け取り、会社名や氏名の上に指がかからないようにする。 さ、答えはどれ~? 一橋出版の問題集によれば、 正解は2。 しかーし、これに質問魔のMくんはまたまた反応。 M:「え、1はなぜだめなんですか? 肩書き聞かないんですか? それって失礼でしょう?」 私:「名刺をもらってまず確認するのは、会社名と名前。 肩書きってそんなに強調する必要はないですよ」 M:「えー、そんなのありえない! じゃあ、日本人は自分の肩書きが気にならないんですか?」 私:「部長か平社員かより、会社名が大事だよね。 それに偉いかどうかより、具体的に何ができるかのほうが重要だし。 別に地位の低い人でも、お互いに信頼関係があったり、 能力があったら気にならなくなるし」 M:「えー、だってみんな『どんな偉い人が会いに来た』っていうから価値があるんだし、 中国ではみんなどれだけ偉いかを見てほしいんですよ。 それはここにいるみんなそうですよ!」 確かに中国の名刺の肩書きちゅうのは大事だってわかってたけど、 わざわざそこを見てほしいってのは気がつかなかったような。。。 ・・・ということで、この問題、中国的には却下…のようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.07.29 10:19:57
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